シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

このやり取り、あまりにもトンチンカン

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土日の休み明け月曜日。朝から通常運転。
そのまま夕方までは平穏に仕事をこなす。
ところが、夕方のミーティングで驚きの発言を耳にした。

 

K君:「この前のイベントに参加したメンバーで振り返りを行ったんです」
※「この前のイベント」についてはこの内容を参照

来たぞ大波。乗れるのかのまれるのか! - シオタの塩分過多な日常

 

シオタ:「そうなんだ。記録したもの見せてもらっていい?」
K君:「いや、記録は取ってないんですけど」
シオタ:「(取ってないのかよ!)じゃあどんな内容だったか聞かせて」
K君:「はい。色々話をして、次回に色々生かして行こうとなりました」
シオタ:「(だから!その色々を!)色々について聞かせてもらっていいかな?」
K君:「とりあえず、レイアウトに気を付けようって話をして」
シオタ:「レイアウトは、この前の資料があるからもう大丈夫でしょ。それ以外は?」
※「この前の資料」についてはこの内容を参照

氷雨は、これからもずっと降り止むことはないのかもしれない - シオタの塩分過多な日常

 

K君:「それ以外というと?」
シオタ:「(あの時の話を重大だと認識してないの?)Iさんが言ってた内容については?」
K君:「あー、その話も出ました。それについては、5つから4つに減らそうという事になりました」
シオタ:「(なんで?)なんで?」
K君:「いや、僕も5つのままでいいのかなと思ったんですが、先輩のIさんがそう言うんでそうなのかなと」
シオタ:「(どういうこと?)そうなのかなとは?」
K君:「まあ、Iさんが言うのでそういうもんなのかなと思って1つ減らそうと」
シオタ:「当日の説明事項を減らすって事がどういう事かわかる?」
K君:「どういう事かですか?」
シオタ:「あの5つの説明事項は何のために設けられてるの?」
K君:「えーと、参加した人に説明を聞いてもらって参加してもらう為じゃないんですか?」
シオタ:「(だから!)何のために説明を聞いてもらうの?」
K君:「えーと、注意事項を理解してもらうためですかね?」
シオタ:「その通り。じゃあなんで理解してもらう必要があるの?」
K君:「必要ですか?えーと・・・ちょっとわかりません」
シオタ:「(わかんねーのかよ!)理解してもらわないとどうなる?」
K君:「注意して欲しい事に注意してもらえないままイベントが進みます」
シオタ:「そうすると?」
K君:「問題が起きるかもしれません」
シオタ:「そうだね。問題が起きるとどうなる?」
K君:「ウチの会社が困ります」
シオタ:「そうだね。じゃあ、問題が起きないためには?」
K君:「イベントに参加する人達に注意事項を理解して守ってもらう必要があります」
シオタ:「その通り。だから注意事項を受付で説明してます。という事は?」
K君:「という事は、5つの説明事項は減らしてはいけない?」
シオタ:「その通り。ちなみに、仮に問題が起きたとしたら、今年から運営を担当してるK君は自分で対処できる?」
K君:「いえ。できないので問題は勘弁してほしいです」
シオタ:「だよね。じゃあどうする?」
K君:「5つの注意事項は受付で説明してもらいます」
シオタ:「よろしくね」

 

ミーティングの中でこんなやり取りが交わされた。
これは日常的なやりとりなので、K君にとってはいつもの事。
俺にとっても、いつもの事でありいつも通りとても消耗するやり取りだ。

こんな調子で、彼らが暴挙に出る事は食い止められた。


同時に、彼らが考える事は、まず『仲間内の機嫌取り(?)』を行おうとするのだという事がよく分かった。


彼らは、『何が問題になっているのか』を見極める事ができない。
彼らは、『なぜそれが今行われているのか』を推測する事ができない。
つまりは、我々が彼らに関わる事を通じて、彼らができないこれらの事を肩代わりするなり、どうにか彼らでもできるようにするしかないという事なのだ。

 

余りにも頓珍漢である。

 

道のりは険しい。

だが、それに日々挑んでいくしかないのだ。
そして、挑み続けた暁には、

一体、どんな事が待っているのか。

 

何にもわからなけど、行くしかねーよな。
ここまで来ちゃったし。

 

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