シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

全くもってOKではない

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今朝、会社に向かう車の中で、財布を忘れた事に気が付いた。

 

いつも通りの事をいつも通りにできなくてミスをする今日みたいな時は、大抵、調子の悪い時だ。だから、気を付けようと思った。

 

そういえば、朝起きる時間もいつもより少し遅かった。

そういえば、起き抜けのプロテインドリンクを、今日は摂取しなかった。

そういえば、毎朝ご飯を食べながら観るはずのニュース番組を今日は観なかった。

などなど、いつも通りじゃない行動が多々あったのを、車の中で思い出した。

 

そして、引き返す。

「財布なんてなくても、どうせお金を使うわけじゃないし別にいらないんじゃないの?」一瞬、そう思った自分もいたが、すぐにそれは間違いだという事に気が付いた。なぜなら、免許証はもちろんのこと、会社のカードキーが財布の中には入っているので、財布がなければ会社を開けることができないのだ。そして、会社を開けるのはいつも俺の役目。正確には、俺じゃなくても開けられる人はいるけれども、その間に、たくさんの人を待たさないといけない。そして、俺も待たないといけない。それなら、今から家に引き返してもまだまだ俺の方が早く会社に着くだろう。そう思って、いつもは曲がらない角を曲がって家路へと急いだ。

 

いつもは、こんな時間にこんなところを通らない。

だから、初めて見た光景だったが、俺が10分前に通った道が、全く車が進まない状態になるほど混んでいた。

「これ、もしかしたら、もう一度この道を通る時には全然進まないのでは?」

そんな若干の不安を抱きながら、とにかくひたすら来た道を戻る。時間は、いわゆる通勤ラッシュの時間帯に突入した。いつも家を出ている時間は、このラッシュを避ける為に早めに設定している時間帯なのだ。家に向かう道も、家から会社に向かう道も全ての道が混んでいる。

 

気持ちが焦る。だけど、思い出した。「今日は、調子が悪いんだった」

だから、いつもの運転以上に気を付けて運転する事にした。

いつも以上に安全運転を心がける。

 

時間帯は通勤ラッシュまっただなか。

そして、住宅街は、子ども達の通学時間帯に変わっていた。

いつもは見かける事の無い子ども達の登校姿。そこかしこに子ども達の姿が見える。ますます膨らむ不安感。「子どもが飛びだして来ませんように」そう祈りながら、慎重に住宅街を進む。住宅街の中の細道を対向車がやってくる。道の脇には小学生達の集団がいる。非常に怖い。まさか、自宅の近くでこんなに恐怖を感じながら車を運転する事になろうとは。これまで、全く通りかかる事の無い時間帯だったので、想像していた以上に危険地帯だった事に驚きつつ、びくびくしながら車を進め、ようやく家に辿り着いた。

 

そして、財布を確認し必要なモノが全て揃っている事を確認してから、家を出発した。

いつもだったら、ちょうど会社に着いている時間に、再度家を出た。

そこからはまた、通学時間帯の住宅街を抜け、通勤ラッシュの道をひたすらノロノロと走り、ようやく会社に到着した。

 

結果的に、財布を忘れた以外には特に何の波乱も無く一日のスタートを迎える事ができた。

仕事が始まってしまえば、それ程の変哲もなく、というかそもそも今日のスケジュール自体がとても変則的なスケジュールだっただけで、あとは特筆すべきことは、多少しかなかった。

 

そう考えると、仕事が変化に富んでいるおかげで(?)仕事以外の部分はかなりルーティン化されている俺の日常が浮き彫りになったのかもしれない。

そして、仕事以外の部分がルーティンから外れると、俺はボロボロなんだという事がよく分かった。

 

なぜなのかは分からない。

仕事は臨機応変に変化に対応できるのに、仕事以外はルーティンしかできない。

これは、俺自身にとっても大きな謎だ。

相変わらず、自分の事は全然わからない。

そして、何の考えも進まない。

 

PCのように再起動でもできるならすぐに復調するのかもしれないけど、如何せん、再起動の機能もついてないので、なかなかどうして、そう簡単に復調というわけにもいかないのかもしれないのだ。

 

俺のコンピューター、すこぶる調子が悪いようです。