シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

50年以上前にタイムトリップだ


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今日は文字通り一日中寝ていた。

途中、起きていた時間が何度かあったけど、布団からは出ずに横になって本を読んでいた。

読んでいた本は、
『1964年のジャイアント馬場』著:柳澤健
いわゆるノンフィクション本。
題名の通り、取り上げられているのは、言わずと知れた、これまた文字通り、誰でも知ってる大物プロレスラーのジャイアント馬場さんだ。

これは、当たり前の話だから説明不要かと思うけど、念のため書いておくと、馬場さんには「さん」を付けて呼ぶのはプロレスファンの間では、いや、もはやプロレスファンだけでなく日本人としての常識なのだ。

そんな、偉大なるプロレスラーである馬場さんの偉大さは、プロレスファンである俺は余すところなく知っている。
という事は、一切なく、むしろ全然知らなかったという事がよくわかる本なのだ。

馬場さんは、俺がプロレスを見始めた時にはもう既にレジェンドだったし、その凄さの何がどう凄いのか考える余地もなく、もはやずっと凄かった。だから、馬場さんというプロレスラーは凄いプロレスラーなんだと思っていた。
そんな、俺の思い込みが引っくり返る程の凄いプロレスラーだったことがこの本を読んでわかってきた。

これまで、断片的に見聞きしてきた話がこの本を読み進めることで段々と収斂されていく感じ。
相変わらず、この人の書く本は面白い。そして、人の歴史というか、人生の重みだったり、悲哀だったり、それらを含んだドラマが、まさにプロレスの試合を観ているかのごとく迫ってくる感じがして、一気に読み進めてしまった。
他にも、当時の馬場さんの周辺にいた人物(と言っても、この人達もレジェンドレスラーばかりだけど)や、当時の情勢なども丹念に書かれていて、物凄く面白い。
とは言え、分厚い本なので、ようやく2/3程度読み終えた位だ。

体が重くて布団から起き上がるのも一苦労な程の体調不良だけど、その体調不良のお陰で、読みたかった本をかなり読み進める事ができた。体調崩すのも悪いことばかりではないんだなと思える一日だった。

ただ、一日寝過ぎたせいで眠気がやってこないのが今現在の困り事だ。
とりあえず、日付が変わったのでまた寝床に帰るとしようかな。