シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

ドーパミン全開!アドレナリン大放出!柔術最高!

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※これは『本物』による参考画像です。本物はカッコいい※

 

 

いつもなら休日である土曜日だけど、今日は出勤日。
そして、若手の社員を伴っての都内への出張だった。

 

こんな、快晴の土曜日に。
こんな、地元のお祭りの日に。
こんな、酷暑の日に。

 

「こんな」がこれだけ重なると、通常なら、若干気が重くなるような日のはずだけど、今日は心は晴れやかだった。
もちろん、ウチの若手と一緒の出張なので、現実的に気が重くなる事は多々あったんだけど仕事の話は今日は置いておいて。

 

一体何がそんなに心晴れやかになる要因だったのか。

 

それはもちろん、「仕事の後にお祭りに繰り出すから」
というわけではない。

実は、仕事の後に、数年ぶりのブラジリアン柔術の練習に参加する予定があったからだ。

これが、俺にとっては本当に楽しみだった。
ウチの若手社員たちが繰り広げるストレスフルな仕事ぶりなんか全く、いや、全くというわけではないので言い過ぎた。ほとんど、気になる事が無いくらいだったのだ。

 

今回の練習への参加は、ホントに久しぶりに連絡をもらった事から始まった。
まだ俺がブラジリアン柔術の練習をしていた数年前にお世話になっていた黒帯の先輩が、「最近、新しい練習場所を借りて練習会をするので都合が合えば来てみない?」というお誘いをいただいたのだ。
ホントに数年ぶりの連絡で、連絡をもらった時には返信するのも躊躇うほどの久しぶりだ。

 

以前からその先輩が柔術の活動をしている様子はSNSを通じてごくたまに追ってはいた。だけど、自分の仕事の状況や生活の状況、そして何より自分の体の状況(ちょっと前までは不摂生の極みで運動すらできるような体ではなかった)から、自分から積極的に「練習参加します」とはとてもじゃないけど言えない状態だった。
そして、そんな状態の自分だと認識していたので、その先輩の活動状況を知る事が無いように積極的に追う事をしなかったり、できるだけ自分の身近なエリアや人間関係の中での柔術や格闘技界隈の情報を追わないようにしていたのだ。情報を追えばどうしても羨ましい気持ちが出てきてしまい、羨ましいと思いたくないし、羨ましいと思ってしまう自分も嫌だし、それによってネガティブな感情を身にまとってしまうのを俺は自分で分かっていたから。その頃の俺は、それくらい卑屈な精神状態だったという事だ。

 

でも、ここ最近の自分の状況は徐々にだけど、いや、かなり大きくになるのかな?いずれにしても、以前と比べると変わり始めてきた。
「変わり始めてきた」と今書いておきながら、それは自動的になったのではなくて、俺や俺の仲間の思想や行動によって自分達が変えたんだけれども。
その中で、当然と言えば当然なんだけど、俺の意識も大きく変わった。

 

何より、最も大きく変わったのは、
「楽しい事は、やる方向でまず考える」
という事。

 

以前のように、「仕事の状況が」「生活の状況が」「体の状況が」とかごちゃごちゃ考えるのを止めようとしている。まだ完全には抜けきらないし変わり切っていないけど、少なくとも、否定から入るのは止めて、どうしたらその楽しい事を実現できるか?という考え方に変わった。

その結果が、今日の柔術の練習への参加だ。


ちなみに、これだけ「楽しい」と書いているけど、今日の俺の柔術練習中の様子を見ていた人がいたとしたら、全ての人がきっとこんな感想を抱いたと思う。

 

 

「あの人、動けてないしスタミナ無いし、死ぬ程極められた上に死ぬほどツラそうだけど、大丈夫?」って。

 

 

だけど、そんなの関係ないのだ。
俺は、めちゃくちゃに楽しかった。

 

道着の重さと固さ。
帯を締める際の動作。
マットの上をゴロゴロ転がるあの感覚。
人を引っ張って押してしがみつくあの感触。
動けなくなるまで抑えられて全力で逃げようとしても動けないあの状態。
締められて極められて「参った」の意思表示をする時の気持ち。
完全に身動き取れなくなるスタミナが切れたあの瞬間。

 

まるでボロ雑巾のようだろうし、
まるで玩具のような練習相手だろうし、
まるで可哀そうな40代のおじさんだろうけど、

 

そんな事が、俺にとってはめちゃくちゃに楽しい。
心の底からそう思った。

 

 

だけど、代償はデカい。

 

練習が終わった瞬間から、腰痛が再発した。
今は必死に腰をアイシングしながらこのブログを書いている。

 

約5年ぶりの楽しさを思い出したのと一緒に、
この楽しさを享受するには、
俺の体は、
この代償を払わないといけない事も、
約5年ぶりに思い出した。

 

 


さて、次の練習はいつだろうか。

 

 

こんなに腰が痛いのに、既に気持ちは次の練習へと向いている。

柔術最高!

 

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