唸れ俺の拳!(現実:呻く俺の体)
※こんなにカッコいい画にはなりません
今日は、ジムでのトレーニング後に、ジム内にあるサンドバッグが置いてあるエリアに立ち入った。
久しぶりにサンドバッグを叩いて蹴ってみたのだ。
実に2カ月ぶり位のサンドバッグだ。
いつもジムでウエイトトレーニングはするけど有酸素運動はしない事にしている。
今は、試合に出たりするような体重を落とす特別な理由もなく、有酸素運動をする必要に迫られる事がない状況なので、基本的にはジムに行ってウエイトトレーニングだけをやっている。
以前は、ジム内にあるサンドバッグをたまに叩いたり蹴ったりしていたが、少し前に「2019年にベストボディジャパン地区大会出場」という目標を掲げてからは、サンドバッグを叩く時間がもったいないと感じて、その時間を他のトレーニングに充てるか、やらずに早めに帰って休息に充てるかと考えていた。
でも、今日は日曜日で仕事は休み。しかも、昼間の早い時間にジムに行くことができた。時間の余裕はある。
ウエイトトレーニングの内容も充実させて最後までやり切れた事もあり、まだ有酸素運動をする位の体力は残っていそうだ。
ということで、久しぶりにサンドバッグエリアに行って叩いてみようと思った。
ほんの気まぐれで。
これが、やってみると、イメージ通りに体が動かない。
一時期、ここでサンドバッグを頻繁に叩いていた時にはもっとキレのある動きができてたはずなんだけどなあ。
そんな事を思いながら、サンドバッグを叩いていた1R目が終了した。
2R目は蹴りだ。
そして、これも当然のごとくキレがない。
1R目と同じような感想を抱く。
1発ずつをできるだけ良いイメージを思い出しながらやるんだけど、なかなかどうして、イメージ通りにサンドバッグに当たる打撃は無い。
その後、パンチと蹴りを混ぜながらラウンドを重ねるも動きのキレは無いままだ。
そうこうするうちに、これは当然、息が上がって動けなくなる。
もう力のない打撃しか出せない。
最終的には、その場にへたり込んでしまい、あえ無くサンドバッグ打ち終了。
「いやー、全然ダメだ。拳も脚も痛いし、キレも威力も無くなってるし、何より全然動けない」
へたり込みながら、こんな感想を抱いて終えた。
でも、同時に感じたこの気分の良さは一体どこから来たんだろう?
当然の事ながら、完全燃焼するくらい運動をした後に感じる爽快感であり、頭から水をかぶったかの如く汗をかいた爽快感である事は間違いない。
だけど、動きにはこれっぽっちも満足いっていないのだから、爽快感が無くてもおかしくないのではないか。そんな事を、シャワーを浴びてサウナに入りながら考えていた。
その時思い出したのは、昔、格闘技をやっていた頃の事。
ケガをして長い期間練習ができなくて、練習に復帰した時の事だ。
全然動けないのに、全然イメージとかけ離れた動きなのに、全然やられまくってるのに、それでも楽しくて楽しくて仕方ないあの感じ。あの時感じた、あの気分の良さに似てる。
もしかしたら、とても単純な事なのかもしれない。
ただ「好きな事ができた」という単純明快な理由。
ずっとやりたかった事ができた、その嬉しさ。
これをやってる時はホントに楽しいという感じ。
無心に好きな事に没頭しているあの何とも言えない至福の時。
なんか、そういう感じなのかなと。
心から好きな事に没頭する時間て、とても大切なんだろうな。
これからも、時折、サンドバッグを叩いて蹴っ飛ばして痛みを感じながら息を切らしながらも、格闘技の一端にほんの少しでも触れておいて、気分爽快になっておくことが、俺にはきっと必要なのかもしれない。セルフマネジメントの一環として。
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