シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

心太くん、君の本当の力を見せてくれよ


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ところてんは美味い。

ここ数日の感想だ。

暑くなってきたから美味く感じるのかな?それもあるだろう。
減量中に食べる低カロリー食品だから美味く感じるのかな?
それもそうだろう。
酢を使っていて体に良いから美味く感じるのかな?
当然それもあるだろう。

でも、一番の理由は、これなのだ。

「ところてんの食べ方を知ったから」

ところてんの食べ方を知る?ところてんにそんなに美味しくなる食べ方なんてあるの?

そう思った人がいたとしたら、その人は幸せ者だ。

なぜなら、俺は、ところてんはそのまま食べる物だと思っていたからだ。
そのままとは、言葉通りの意味だ。
買ってきたところてんを、封を開けて、中に入っている酢水が食べるときにこぼれてしまわないようにちょっと捨てて、付属のタレをかけて食べる。そういう意味の、そのまま。
もちろんこれは、俺個人の味覚の好き嫌いの話なので万人がそうだとは思っていないけど、ここに書いたそのままの食べ方は、とても美味しくなかった。
買ってきたときに入っている酢水は、保存用であり、その酢水を捨てて、ところてんを水洗いして、そらからタレをかけて食べるのがところてんのスタンダードな食べ方であり、美味しく食べる方法だという事を、つい数日前に教えてもらったのだ。
この食べ方のなんと美味しいこと。
これまでに食べてきたところてんは一体何だったのか。というか、この食べ方を知らないまま40数年間も生きてきた俺は一体何だったのか。そんな、美味しいどころか不味いと思っていたところてんを減量の為にわざわざ自ら進んで食べようとしていた俺は何だったのか。
そんな、嬉しさや虚しさや悲しさや楽しさが入り交じった複雑な感情を、ところてんに抱く日が来ようとは夢にも思っていなかったのだ。

世の中には俺の知らない事ばかりだ。
この世界もこの俺も、無限の可能性を秘めているのだ。