夢の中でした話が俺の夢なのだ
昨日、懐かしい友達に会って話をする夢を見た。
その友達は今も健在だ。
今まで夢に出てきた事があったのか無かったのかは覚えていないのでわからない。
だけど、昨日の夢は今もまだ覚えている。
夢でした話は仕事の事だ。
結構リアルな話をしていた。
今の職場の問題点についてとか、今後の仕事の展望についてとか。
どうして夢でこんな話をしたのかはわからない。
そして、何で彼が夢に出てきたのかもわからない。
いや、
少しは心当たりがある。
まず夢でした話は、俺が日々の生活の中で考えている事だから。
なので、この話が夢に出てきてもなんら不思議はない、と思ってる。
次に、どうして彼が夢に出てきたのか。
それは、きっと、昨日彼の事をたくさん思い出す機会があったから。
彼は、大学時代の友人で、昨日はその頃の事を題材にした話をnote用にと書いていたからだ。
だけど、全く書き終わらない。
書いていて思ったけど、当初書こうと思っていた内容からどんどん離れていって、あれもこれもと思い出されてきて、結局全然まとまらずに一旦保留にしている状態だ。
その時に、彼の事をたくさん思い出した。
もうかれこれ20年以上前の出来事を、その時の状況を思い出したり、気持ちを思い出したりして、書いていた。
だから彼が登場してきてくれたんだと思う。
夢の中だったからなのか、彼がどんな姿だったかいまいち思い出せないけど、彼と俺の関係性は夢の中でもキッチリ再現されていた。
学生プロレスをやっていた俺達は、タッグチームを組んでいた。
彼はいつも俺に対して、自分の目線から見えていて俺には見えていない事をいつも意見してくれた。お互いにもっとよくなるために。それを元に二人で色々な事を話した。
俺は彼の言う事を全面的に信頼していた。
俺よりも豊富な知識をもっていて、俺よりもプロレスが巧い彼の意見は俺がどれだけ考えてもそれより良い案が浮かばなかったからだ。
そんな、当時の関係性が夢の中でも再現されていたのだ。
そして、彼が俺の考える今後の展望に対して、彼の歩んできた(彼が現在どんな仕事をしていてどんなポジションに就いているのかを俺は知らないので、現実と同じかどうかは俺には判断がつかないんだけど)キャリアから、俺が考えているこれからの展望は「危険だから止めた方が良い」という事を言ってきた。
ところが、俺は、この意見に対してだけ「NO」と言ったのだ。
これには、我ながら驚いた。
夢の中にも関わらず、俺が彼に自分の意見をハッキリと強めに言っていたのが我ながら驚きだった。
確か、そのあたりで目が覚めたんだけど、あれから24時間経った今でもまだ覚えている。
「あの頃の自分と比べると、やっぱり俺は変わっているんだな」
20年以上経っているんだから当たり前なんだけど、この事は、例え夢の中の話だとは言っても、俺にとっては結構大きな衝撃だった。
自己の確立。
己の軸。
指針。
色んな呼び方があるのかもしれないけど、今の俺には備わっているんだ。
そう実感できた。
彼には、あの頃からずっと感謝している。
昨日の夢にも出てきてくれてありがとう。
きっと、俺自身が僅かにでも不安になっている部分があったから、わざわざ彼に登場してもらったのかもしれない。
だけど、やっぱり、大丈夫だった。
今なら言える。
「今の俺が、俺史上最強」
やっぱり、今までの全てが俺の糧になっているのだ。
それを実感した夢だった。
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