シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

充実したGWの日々

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GWが終わりいよいよ明日から日常に戻る。

このGWを振り返ると、特にどこかに旅行に行ったとか実家に帰省したとかは無いけれど、とても充実していたなと思う。

とは言え、この休みで出かけた先と言えば、近場のショッピングモールに行ったり、家族でご飯を食べに出かけたり、子どもと近所の公園で遊んだり位なもので、特に長期休みだからというような事はしていない。

 

この充実感はどこからくるのかちょっと振り返ってみたんだけど、恐らく、自分がやろうと思ってできていなかった事がやれたのが大きいのかなと。

例えば、ショッピングモール内の大きな本屋で時間をかけて本を探して購入したり、子どもと二人だけでご飯を食べに行ったり公園で遊んだり、ジムに行って鈍ってた体を活性化させて動けなくなるまで追い込んだり、朝遅くまで寝ていたり、昼寝をしたり、タイヤ交換したり、洗車したり、筋肉痛で呻いたり、一人BBQをしたり、禁酒したり、夜更かししたり、本をじっくり読んだり、ブログを毎日更新したり、などなど。

挙げてみると全然大したこと無いような事ばかりで、普段からやってる人からしたら「当たり前じゃん」と思われるような事なんだろうけど、自分にとってはとても意味のある事だったんだなあとあらためて感じる。

これも、ベースにあるのは、『休みの期間中に仕事の事を考えない』という事ができていたからだと思う。もし、以前みたいに仕事の事で頭が一杯だったら上に挙げたような事をしていても、ずっと「こんな事してる場合じゃない。家で仕事片付けなきゃ」「休み明けどうしよう」なんて事をどこかで考えてしまって、何も楽しめなかったんじゃないかなと。

じゃあ、以前に比べてやる気が無くなったのかといえばそんな事はなく、むしろ前よりも仕事を通して自分の力を上げていく事には貪欲になっている。これは間違いない。むしろ、以前は無意識にやっていた事を最近では明確に意識化してできるようになってる部分が増えているので、いわゆるやる気は上がっているんじゃないかなと思う。

この辺りの変化は、色んな要因が重なっているんだと思うけど、一番はやっぱり『人生一回しかないから楽しくやらないと』という部分なのかな。

これは、昨日のブログにも繋がってくる部分で、要は『死ぬという事をリアルに自分事として捉えて生きているか』という事なのかなと。これがあるから、自分の人生というか生きてる時間を楽しく過ごす為の自分の掟みたいなモノ、これを破ると後悔や後ろめたさを自分自身に感じてしまうというモノを必ず皆持っていると思う。これがあるから、自分で意識しなくても休みの日に仕事の事でプレッシャーを感じなくて済むようになってるというか、休みに入る前にその為の準備をすでにしておく事ができているのかなと。

 

で、今日どうしても書きたかった話がようやくここから。

今日は、2018/5/6(日)という事で、RIZIN福岡大会開催日。という事は、もちろんフジテレビで試合の放送がされたという事。つまり、シオタがその感想を書く。と、話がこう繋がってきます(繋がっているのか?)。

今日のRIZIN.10はとても面白くてとても有意義だった。

テレビ観戦なので放送された部分でしかわからないけど、生放送で流れた那須川天心vs中村優作の試合でまず度肝を抜かれた。

この試合で感じたのは、誰が見ても驚異的な凄さ強さの那須川天心選手はもちろんだけど、対戦相手の中村選手の勇気が凄かった。あれだけの攻撃を喰らってダウンを何度も喫して、それでもなお果敢に踏み込んで相手を倒しにいくあの姿。あれは、死をリアルに感じてるからこそ人生を後悔しない為に前に進んでいるのかなと感じた。中村選手も総合格闘技ではトップレベルの選手なので、KOされないようにしようと思えば恐らく那須川選手の攻撃を致命傷にならずにやり過ごして試合終了時まで立っている事はできたんじゃないかなと思う。でも、仮にそういう事ができたとしても、彼にとってはそんな事何の意味もない事なのでやらなかったんじゃないかなと思う。

もちろんこれはお茶の間でテレビを観ていただけのただの格闘技ファンの感想なので、本人は全く違う事を思っている可能性はある。「格闘技の試合なんだから勝たなくちゃ意味がない」というのもその通りなんだと思う。もちろん勝たないと意味が無くて、勝ったヤツが強い負けたヤツは弱いというのはその通りだし、負けたヤツは語る資格がないというのもその通り。古今東西語られている勝負論に照らし合わせれば、KOでした勝者とKOされた敗者、ただそれだけ。でも、それ以外の物語をあの試合から俺は受け取ったので、俺が感じたのは試合における勝負論とは全然別の話なんだと思う。それも、客観的に観ているから思う事なのかな。

で、結局俺が何を言いたかったのかと言うと、俺が受け取った物語に沿って解釈すると、中村選手は負けたけど今日の試合をして「負けたけど充実した時間だった」と思ったんじゃないかな。という事。

これはきっと、死をリアルに自分事にして生きている人なら誰でも持っているであろう美学とか哲学とかの話なのかなと思う。

この試合だけでもGWの締めとしては充分すぎる程だったけど、その後の試合が、もう凄すぎた。

これまた生放送の堀口恭二vsイアン・マッコールの試合。どちらも元UFC戦士で、あのDJと互角の勝負を繰り広げた二人。この世界最高峰の実力者同士の試合、一体どうなるかと思っていたら、なんと秒殺で試合が終わるという。しかも4秒。堀口選手のKO勝利。出した攻撃は左のパンチ1発。まさに一撃必殺。スローの画像が流れたんだけど、これが、完全に狙って出したカウンターの一撃。

テレビで観戦してるだけなのに、家の中で雄たけび上げちゃうくらい。もう、凄すぎて何も言えない。

 

と、こんな感じでGWの締めくくりに相応しい最高に充実した一日だった。

 

さて、明日の朝起きた時の気分は一体どんな気分なのか?

 

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