シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

不毛な争い。ガチンコファイトクラブ!

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今日はあまりの疲労で、仕事帰りにジムに寄らず真っすぐ帰宅した。

 

その疲労の原因というのが、今日の夕方近くにあった出来事が原因だ。

 

先日実施したとあるプチイベントについて、当日のスタッフとして動いた部下2名と振り返りを行った。

 

先輩男性Y君、後輩女性Mさんのコンビで実施したプチイベント。

Mさんは今年からこのイベントの担当になったというのもあり、当日は不慣れな様子と、明らかに自分で決めた役割をただこなそうという様子で、全く冴えない出来栄えだった。

そして、昨年度から担当していたはずのY君の出来栄えも、いまひとつ、いや、いまふたつくらいの出来栄え。

結果的に、及第点までも及ばずという感想だ。

とはいえ、そこは他のスタッフもいるので、どうにかこうにか一応成功という形に見えるように終える事はできたけれど。

 

そんなこんなで、臨んだ今日の振り返り。

二人とも、自己採点は50点。

その理由として二人の口から出たのは「準備不足」という言葉。

ただ、使っている言葉は同じでも、二人の言っている意味が全く違ったのが驚きだった。

 

Y君は、「昨年度やっていた事だから問題なく出来るだろうと思った慢心からくる事前の練習不足」という自分自身に対する反省の意味を込めた準備不足という事を言っていた。

ところが、Mさんが言っていたのは自分自身への反省ではなかった。

「私は初めてやるイベントで勝手がわからなかった。引継ぎは受けたが、何が必要がいまいちわからなくて準備物が不足していたりした。次回はそういう事をなくしていきたい」という自分以外の何かに責任があると言わんばかりの準備不足という事を言っていた。

 

後輩Mさんの発言を聞いていた先輩Y君の顔色が明らかに変わり、急激に態度が悪くなるY君。それを知ってか知らずか、それ以降もナチュラルにY君をディスり続けるMさん。極めつけはこんなセリフ。

「次回は、準備不足があって無駄な時間が生まれないようにしっかり準備してほしい」という意味の言葉で自分の発言ターンを締めていた。

それを隣で聞いているY君の発する怒気が、もう。

 

当然のことながら、振り返りを終えた後にY君のフォローの為に個別のミーティングを実施する羽目になる俺。

そして、これまた当然のごとく怒りをぶちまけるY君。

その怒りをなだめる俺。

怒りながら嘆くY君。

それを諭す俺。

・・・

・・・

 

30分経過

 

ひとしきりブチマケたあげく、

慰めからのぶち上がるような激励の言葉を受け、

だいぶスッキリした顔のY君。

「次回は、しっかり頑張ります!」

と言って帰っていった。

 

なんだろ、この不毛な時間は。

 

うまくいかなかった事の原因を他人に求める人間。

予想していない角度からボールを投げつけられて、場を弁えず怒りを露わにする人間。

正直、どっちもどっちだ。

後輩にあんな言われ方をしたら、腹が立つのは百歩譲ってわからないでもない。

ただ、それを露わにするのは全くお門違いだ。

そして、自分の事を棚上げしてあろうことか一緒にコンビを組んだ先輩にうまくいかなかった事の責任を押し付けるのも全くのお門違いだ。

 

ホントに心の底から、

「マジくだらねー。誰の責任とか頭にきたとかどうでもいいから仕事しろ」

と思ってしまった。

 

そんな俺にとって、中間管理職の道のりは果てしなく険しいのかもしれない。

 

#中間管理職 #悲哀 #不毛な争い #何も生まない #生産性 #皆無