シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

マスター・ヨーダの言う通り


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本当に思いがけないような事が日々起こる。

会社を立ち上げてから早1ヶ月以上の時間が過ぎた。最初から、最小の出費に抑えるために、極力身軽でいられるように、在庫を抱えず借金もせずになるべく物を持たずにしてきた。手持ちの武器は、パソコンと名刺と、心血を注いで作ったサービス内容を簡単に説明するための資料くらいだ。
居場所は日々変わる事を想定しつつ、今では行きつけのカフェで仕事をしている。

「ちょっと前に話題になっていたノマドみたいだな」なんて、ノマドの意味もよくわからないまま思ってはいたけど、時おり感じる不便さはずっと付きまとっている。
例えば、一度外出してしまったら再度お店に入るのには新たに料金がかかるとか。例えば、毎日使うものでも常に持ち歩かなければいけないので荷物が結構かさ張るだとか。例えば、いつもと違う時間に入店するととても使い勝手の悪い席にしか座れなかったりだとか。例えば、仲間との打合せをするにあたって周りに聞こえないように気を使って話さなければいけない事があったりだとか。その他もろもろ。
そんな不便さを払拭するにはやっぱり自分達の為の場所を借りる必要があるんだろうなあと、徐々に思い始めていたのがここ最近の話だ。

とは言え、まだまだ先行きも不透明なので固定費の出費はもっと先の話だと誰しもが思っていた。
そんな矢先に、ふざけ半分でネットで物件を見ていたら、なんと俺達にあつらえたかのような物件が見つかったのだ。

何しろ、立地が良い。近隣には、コンビニ・ドラッグストアー・ガソリンスタンド・本屋・飲食店などが揃っていて、とても活動しやすい環境が整っている。また、物件の広さもちょうど良い。俺達が仕事をするのにとてもちょうどよい広さだ。そして何より、値段がちょうどよいのだ。今、俺達が個人で負担しているカフェ代や駐車場代を合わせた金額とそれほど大差のない金額なのだ。そして何より、家賃に光熱費が入っている。こんな、すてきな物件があるなんて。そうしてすぐに物件の下見に行ってみた。そしたら、想像していた以上に良かったのだ。俺達は全員がそこを「借りたい」で一致した。

という事で、当初考えていたスタイルとは段々と違う形になってきている。だけど、これらは全て会社を立ち上げようと考えた当初の目的に沿っているのでなんの問題も無いはずだ。

迷ったらとにかくやってみる。それが無理な事だと明確に分かっている事でなければ、まずはやってみるのだ。
俺達の話をちゃんと聞いてくれる人達は、なぜか、今のところ軒並み応援してくれている。今日、案内してくれた不動産屋の女社長も初めて会ったなも関わらず俺達の事を応援してくれていた。まだ契約をしてもいないのに。他にもこの部屋を借りたいという人がいるという事なのに。
そういう人達からの反応をもらうと、俺達のやろうとしている事が少なくとも間違った方向性じゃないんだという強い後押しになっている。俺はそう受け取る事にしているのだ。

ついこの間、一目見た時のあまりのデザインのかっこよさに、すかさず購入したUNIQLOのTシャツ。そのTシャツを今日たまたま着ていた。その胸にはこんな言葉がプリントされている。

Do or Do not. There is No Try.

「やってみようかな」とか「試してみる」とか、そんなヌルイ言葉は、結局が己の心の温度が低いから出てくるんだろう。「やるかやらないか」ただそれだけしかそんざいしないのだ。迷おうが迷わなかろうが、結局はその二択のどっちかになるんだから。


だったら答えは、一つしか無いに決まってるじゃん。そうだよね?