シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

満足感を体感せよ


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『満足感』はどこからくるんだろう?

同じような金額で、同じような定食を提供する二つのお店。一つはチェーン店で、もう一つは個人店だ。お店はどちらもキレイにしてある。店員さんも、そんなに愛想のあるタイプではないけど感じが悪いわけでもない。俺が選んだのはどちらも揚げ物の定食。メインのおかず、ごはん、みそ汁、お新香。それぞれのボリュームも大して変化は無い。見た目もそれほど大差は無い。どちらの定食も食べ終わったらお腹は一杯になる。もちろん、お茶もお冷やも用意されている。

こうやってあらためて比較してみると、ほとんど差が無い。あるとしたら、チェーン店か個人店かの違いくらいだ。方や、誰でも知っている全国展開しているチェーン店。此方、地元の人しかしらないウチの近所の個人店。それくらいしか違いが無いんだけど、満足度は大きく違うのだ。もちろん、どちらもお腹は一杯になるので、食べるものの量は問題ではない。じゃあ、味なのか?だけど、どちらも美味しい。敢えて言うとしたら、チェーン店の方は「まあ美味しいよな」という感じ。めちゃくちゃ美味しいというわけではないけど、もちろん不味いわけではない。だからこの感想だ。
対して、個人店の方は「とても美味しい」という感じだ。めちゃくちゃ美味しいって訳ではないし、食べたときのインパクトは別に無い。だけど、安定した美味しさがあるし、いつもどこでもこの味が食べられるなら多分メニューは変わるけどこの店を選ぶ頻度はかなり高いだろうと思うくらいには美味しい。

だけど、その味の差は、実際にはそれほど大きくは無いんじゃないのかな?と俺は思っている。例えば、科学的な手法で測った時の数値とか、栄養成分表上の数値とか。そういうのはそれほど大差は無いような気がするのだ。だけど、食べたあとの満足感が全然違うのだ。
食べ終わった後に、ただお腹が一杯になった身体的な満腹感と、お腹だけじゃなくて心が満たされる感覚の違いがあるのだ。

その違いは、何だろう?

考えても、味の違いくらいしか思い付かなかったけど、こうやって書いてみて自分で整理するとぼんやりと浮かんできそうなものはある。
きっと、その違いは、『それ』価値をどう考えているのかの違いなんじゃないのかなと。

『それ』が何かは、お互いの経営者に聞いてみないと本当のところは分からない。でも、想像する事はできる。
突き詰めればきっと、『それ』は仕事の価値。何を何のために。そるが多分全然違うのだろう。

どっちがどうかは俺には関係ない。ただ、俺の好みは、こっちだというだけ。