シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

その愛はどこからやってくるのか?


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近所に靴のセレクトショップがある。その店のラインナップがなかなか面白いので、たまに行っている。

その店に置いてある靴を見ると、かなりこだわった物ばかりを扱っているのが分かる。店内はかなり狭いので、それほどたくさんの物があるわけではないけど、見やすく展示してあったり、物に簡単な説明書きがあったりと、扱っている物への愛が感じられる。

お店にいるのはいつも同じ人だ。たまに行く俺の顔を覚えてくれているようで気さくに話しかけてくれる。コミュニケーションがあまり得意ではない俺に対しても、ちょうど良い距離感で接してくれるので行きやすい店だなあと感じている。

そのお店が他の靴屋と違って何が『良い』のか少し考えてみた。
まずは、置いてある靴達。スニーカーがメインのお店だけど、それ以外にもブーツや短靴やサンダルなども置いてあり、そもそも大手チェーン店や量販店で扱っているような物は置いていないところで差別化をしている。また、「これどこからどうやって仕入れているの?」というような、靴に興味を持っている人間でも全く知らないような物が置いてあるので、靴に対しての造詣の深さや、守備範囲の広さを感じて、靴屋さんとしての実力や信頼感を感じる。
そして、やっぱり顔を覚えてくれていること。これは、対応してもらっている側としては嬉しいと感じる。また、暑い日に子どもと一緒に行くと、退屈しているであろう子どもに、ジュースを出してもてなしてくれるその心遣いは単純に嬉しい。

そんな事が相まって、お気に入りのお店ではあるが、置いてある物がいわゆる『消耗品』としての靴では無いような物ばかりなのだ。もちろん価格もそれなりの靴が多く、ホイホイと買える物ばかりでもない。そんなこともあり、たまに行く割りには購入頻度はかなり少ないので、俺はこのお店にとってみれば客としてはあまり良い客ではないんだと思う。それでも、いつ行っても気持ちよく対応してくれるこのお店が好きだ。

そして何より、「靴が好き」という靴への愛が、そこかしこから伝わってくるこのお店が好きだ。

「どうせ同じ物を買うのであれば、こういうお店で買いたい」そう思って、家族の誰かの靴を買う必要がある場合には、それが子どもでも大人でも、まずはこのお店に行ってみるというのが、ウチの恒例になっている。

そして、今日もまた、このお店から大きな紙袋に入った物を抱えて帰ってきた人がいるようだ。俺も新しい靴が欲しいなあ…。
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近所に靴のセレクトショップがある。その店のラインナップがなかなか面白いので、たまに行っている。

その店に置いてある靴を見ると、かなりこだわった物ばかりを扱っているのが分かる。店内はかなり狭いので、それほどたくさんの物があるわけではないけど、見やすく展示してあったり、物に簡単な説明書きがあったりと、扱っている物への愛が感じられる。

お店にいるのはいつも同じ人だ。たまに行く俺の顔を覚えてくれているようで気さくに話しかけてくれる。コミュニケーションがあまり得意ではない俺に対しても、ちょうど良い距離感で接してくれるので行きやすい店だなあと感じている。

そのお店が他の靴屋と違って何が『良い』のか少し考えてみた。
まずは、置いてある靴達。スニーカーがメインのお店だけど、それ以外にもブーツや短靴やサンダルなども置いてあり、そもそも大手チェーン店や量販店で扱っているような物は置いていないところで差別化をしている。また、「これどこからどうやって仕入れているの?」というような、靴に興味を持っている人間でも全く知らないような物が置いてあるので、靴に対しての造詣の深さや、守備範囲の広さを感じて、靴屋さんとしての実力や信頼感を感じる。
そして、やっぱり顔を覚えてくれていること。これは、対応してもらっている側としては嬉しいと感じる。また、暑い日に子どもと一緒に行くと、退屈しているであろう子どもに、ジュースを出してもてなしてくれるその心遣いは単純に嬉しい。

そんな事が相まって、お気に入りのお店ではあるが、置いてある物がいわゆる『消耗品』としての靴では無いような物ばかりなのだ。もちろん価格もそれなりの靴が多く、ホイホイと買える物ばかりでもない。そんなこともあり、たまに行く割りには購入頻度はかなり少ないので、俺はこのお店にとってみれば客としてはあまり良い客ではないんだと思う。それでも、いつ行っても気持ちよく対応してくれるこのお店が好きだ。

そして何より、「靴が好き」という靴への愛が、そこかしこから伝わってくるこのお店が好きだ。

「どうせ同じ物を買うのであれば、こういうお店で買いたい」そう思って、家族の誰かの靴を買う必要がある場合には、それが子どもでも大人でも、まずはこのお店に行ってみるというのが、ウチの恒例になっている。

そして、今日もまた、このお店から大きな紙袋に入った物を抱えて帰ってきた人がいるようだ。俺も新しい靴が欲しいなあ…。