完璧な一日
朝から外出して海へ。そこから某アウトレットモールへ移動し、帰宅してからジムへ。
こう書いてみると、所謂リア充的な生活をしてそうな人に聞こえるから不思議だ。その実は、それほどリア充的な要素は無い。
海へ行ったのも、朝から地場の美味しい回転寿司をリーズナブルに食べたかったからなので、海に着いても俺は車の中で仮眠をしていた。そのあと行ったアウトレットモールでは、主に子どものお守りを専属でこなし、仕事用のYシャツをセールで買っただけだ。価格は某ユニク○で買うよりもリーズナブルだ。移動の高速道路も全く渋滞とは無縁だったので疲労もなく、帰宅してまだ明るかったのでジムへ行ったのだ。何しろ3日も行っていなかったからというのが一番大きな理由だ。
そんな感じで、話を断片的にすればするほど、リア充感は高まるが、話を詳細にすればするほどリアルは切ない色を帯びてくるのだ。特に俺の場合は。
そんな切なさに彩られている俺のリアルは、当の俺にとっては最高に楽しいリアルだった。何よりも、1日の最後をトレーニングで締め括れたのはとても大きい。これがあると、俺にとってはどんな1日も、リア充の1日に変わってしまうのだ。あ、これは過言かもしれない。
いずれにしても、そこそこの移動とそこそこのレジャー感と美味いものと欲しい物(必要な物でも可)を手に入れた感と充分な眠気の解消とトレーニングの充実が重なるとこれだけの幸福感が味わえるのがシオタという生きものだと言うことがあらためた分かった。そんな貴重な一日だ。
これで一日の絞めに、にプロテインを飲んで寝れば、もう何も言うことは無い。完璧な一日だ。