シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

その先に続いているのは一体何だ?

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「比較しなければ良し悪しが分からない」
そう言う人達によく出会う。

 

例えば、

水を飲んで「美味しい」と感じるのは「美味しくない」水を飲んだことがあるから。
景色を見て「キレイだ」と感じるのは「キレイじゃない」景色をいつも見ているから。
絵を見て「素敵だ」と感じるのは「素敵ではない」絵を見たから。
など。

 

そんな「比較しなければ良し悪しが分からない」人達には、仕事をする際に異常にこだわる事が共通している。

 

それは『初めての〇〇』だ。

 

初めてやる事柄について、常にこだわっている。
「初めてなんで、うまくできるか不安です
「初めてだったんですけど、失敗しちゃったんですけど次は…」
「初めてだったから、よくわからなかったけどこれで大体わかりました」
などなど。

 

彼らは、初めてやる事については他の何かと比較する事ができないのだ。
彼らが比較するのはいつだって自分が経験した『前回』だ。
いつだって『前回』と比べて今回はどうだったかの『差』についてしか見ていない。
だから、我々から見てどんなに『理想』とのギャップがあったとしても、
彼らにはそのギャップは見る事ができない。

 

彼らは、決して、自分の思い描く『理想』に照らし合わせる事はできないのだ。

 

『理想』を思い描いて、
それを追い求めていくという事は、
いつかの何かと比較する事ではない。

 

『理想』を思い描いて、
それを追い求めていくという事は、
多分決して辿り着かないだろう何かを求め続けて、
辿り着かないだろう事が分かっていながらも、
ひたすらそれに辿り着くために進み続ける、
そんな無限にも思えるような事を続ける事だ。

 

『理想』を追う覚悟が先にあるのか、
それとも『理想』を追いかけ出してから覚悟を決めるのか、
それはわからない。

だけど、

『理想』を追い続ける事が楽しくて、
自分の使命だと思えたら、
こんなに充実した日々は無いんじゃないか。
そして、いつしかその覚悟は決まっている。
だから、歩み続ける事ができるんだと思う。

 

そんな事を、今日仲間と話していて思った。

 

そういえば、昔、アントニオ猪木が言っていた。
「人は、歩みを止めた時に、老いていくのだと思います」と。


だから俺は、迷わず行きます。


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