それさえ持っていればもう迷わない

何かをやるかやらないか決断する時には、覚悟が必要だ。

今日、自己最高記録の重さでデッドリフトを引っ張ってきた。
ウォーミングアップを終えた時に、今までやった事のある重さにするかどうかで迷ったのだ。
今までにやった事の無い重さで引っ張るという事は、未知の重さに挑戦するという事に他ならない。その時のリスクたるや。そして、未知のレベルに挑戦するその怖さたるや。

そんな事を考えながらも、未知の重さを引っ張るそのリターンも同時に考えた。
当然、筋肉の発達が見込める。そして、未知の重さを引っ張った事による自信と爽快感。

これらを天秤にかけて、結局、やる事に決めたのだ。もし、仮に、高重量で怪我をしないように気を付けつつも、もし怪我をしたとしても後悔の無いように覚悟を決めていたのだ。

そして、無事にクリアした。

そんな風に、何事も決断の際には覚悟が必要なのだ。

例え、その先の事が全く何の予想もできないのだとしても。
例え、その選択が失敗した時にとんでも無い未来が引き起こされる可能性が高いとしても。
例え、その選択によって誰かの人生が大きく変わってしまうかもしれなくても。
それらの全てが見通せなかったとしても、かならずその人の人生が良くなるように願いつつ覚悟を決めるしかないのだ。

そうやって覚悟を決めた選択であればその後に何が起こったとしても、全て対処できるのだ。

それでこそ、選択や行動が自分事になり、後悔の無い人生の選択ができるようになるってもんだ。

何かを選択する時に、唯一の指標となり、唯一のノウハウとなるものが覚悟なのだ。

そして、

覚悟は誰にでもできるのだ。