シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

その存在そのものがまさに自由そのものだ


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最近、猫と仲良しになってきた。

家の中に、全部で4匹の猫が住んでいる。この猫達は基本的に自由に家中を徘徊している。扉が開いていれば好き勝手に移動しまくるのだ。そして、気に入ったところに陣取っている。
とは言え、この時期は大抵、暖房器具や熱を発する物の近くにいることが多い。

ある猫は、朝は必ず炊飯ジャーの上に陣取っている。
ある猫は、ストーブの前に陣取っている。
そして、ある猫は、俺が座るソファの隣に陣取っている。

その猫は、一日中そこにいるのだ。
俺が居ても居なくても。朝も、夜遅く帰ってきても。
そして時々、俺の膝の上に勝手に乗っかってくるのだ。
その様子は、まさに自由そのもの。

しかも、その猫はドアを開ける事ができるのだ。家にいる猫の納かで、その猫だけがドアを開ける事ができる。
引き戸も開けるし、レバー式のドアノブも開ける。なので、夜一人で部屋にいると、突然「ガチャ」と音がしてドアが開くのだ。初めてそれを喰らったときには、マジでびびったものだ。今はもう慣れたけど、夜中に開くはずのないドアが開く恐怖はなかなかのものだ。

今日も、ジムから帰って、灯りのついていない部屋に入るといつもの猫が寝ていた。しかし、いつもいる場所ではなく、普段俺が座る場所に寝ている。
「なんでいつもの場所にいないんだろ?」そう思って見てみると、何と、もう一匹猫が寝ている。

なんて事だ。
今まで部屋に滅多に入ってこなかったヤツが一緒に寝ているではないか!そして、俺の座るソファは無くなった。二人がけのソファが、一つずつ二匹の猫に占拠されたのだ。

仕方なく、床に座るはめになった俺。
そのまま、床で寛ぐ。
しかし、当然のことながら寛げる訳もなく、気持ち良さそうにソファで寝る二匹の猫をそのままにして部屋から出てきたのだ。

今まで無かったはずの悩みができてしまった。「家の中に居場所がない」という悩みだ。そんな、切なくなるような悩みが、飼っている猫によってもたらされる日が来るとは夢にも思っていなかった。

明日から、俺は一体どこで寛げば良いのだろうか?

それが問題だ。