無知の知を知ったからこそ鞭を打ち
自分達で会社を作ったら、楽しいことだけやりたい。
ずっとそんな事を考えていた。もちろん、今もそう考えている。そして、今のところそれが実現している。
でも、働く時間は会社員だった時より明らかに長い。今は、会社員じゃないので労働時間は関係ないから当たり前だけど、時間は仕事をする際の指標ではないというのを実感している。
仕事は成果を出すもの。成果が出なければ出るまでやるし、期間内に成果をあげる。もちろん会社員だった時にも、今と同様かそれ以上の時間働いていた事もよくあったし、この感覚を持って仕事をしていたし、それだけの事をやっている自負もあった。でも、今となっては、その時と同じことを言っているんだけど、言っていることが指すそれのレベルが全く違うという事を、たったこの数日で思い知っているところだ。
こんな事を書いている俺も、俺の仲間も、いわゆる会社員ではなく、会社を経営する側の立場になった。だからこそこんな事を実感しているし、こんな事を体感できている。この立場でこの働き方をしてみて、あらためて、経営側が雇い入れている人達にこれと同じことを強要したり求めたりする事が如何に狂っているのかがよく分かった。
これは、本当の意味で自分事になっている当事者にしかできないし、やってはいけないことなんだとハッキリ分かった。
それと同時に、過去の自分が考えていたことややってきた事がまだまだだったんだなあと、違う段階に来たからこそハッキリ分かった。
だからこそ、まだ見ていない景色がまだまだたくさんあるんだろうなという事もよく分からないけどよく分かったし、俺なんかでは遥かに及んでない段階がたくさんあるんだろうなという事もよく分からないけどよく分かった。
まだまだ足りないし、何がどれだけ足りないのかもよく分かっていないけど、それが分かったからこそ、まだまだまだまだやれるんだろうという事もよく分かった。
グダグダ色々書いたけど、
今思っているのは、
「分かったんだから、とりあえず、いけるだろ?」
どこまで行けるのか、行けるとこまで行ってみて、辿り着いたとこがどこなのかで、また考えればいいのかな。