待ちに待ってたはずの時間が今は怖いのだ

ここのところ、曜日感覚がすっかり無くなってしまって、カレンダーを数えないと今が何曜日なのか分からなくなることがある。

一番の要因は、働き方が変わったからだろう。とは言え、今も会社に行ってた時と同じように月曜日から金曜日まで仕事をしているのだ。それなのに曜日感覚がなくなると言うことは、日々の心持ちが変わったと言うことなんだろう。

以前は、各曜日毎に何か決まった社内の用事があったのだ。例えば部下とのミーティング、例えば幹部との会議など。更に、１週間の中で、日を追う毎に、待ちに待った休みである週末に近づいていくあの感じ。あれがあるから、曜日感覚が保たれていたのだろう。

今は、全く変わってしまった。
どっちかというと、「あれ？もう１週間終わっちゃうの？やばくない？」こんな感じだ。今のところ、土日に予定が入っている事もあるけど、かなり近いうちに、土日を楽しみにしてる場合じゃなくなる状況が来るんだろうなとは思っている。
そうなってからは、今よりももっと曜日感覚が失われていくのかもしれない。
あ、でも、もしかしたら、月～金で動かないといけないことが山ほど出てきて、逆に曜日感覚がしっかりしてくるのかもしれない。

そんな事を考えてしまうけれど、今の生活は楽しい。ヒリつくようなスリルが毎日あって、凄く楽しい。
なんだか、昔を思い出す楽しさだ。

やりたいことだけひたすらやって、それ以外は何も考えずに、ただただ日々を過ごしていたあの頃。先の事なんて何も考えずに、毎日その瞬間の事だけ考えてたあの頃。

40過ぎて、こんな事をやって、こんな事を考えてるなんて思いもしなかったぜ。