シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

あの時代俺の胸を熱くしたヤツラは全てが巧妙に仕掛けられていたなんて

 
f:id:shiotapathos:20190908202452j:image

『ついやってしまう体験の作りかた』(著 玉樹真一郎)を読んだ。

ずいぶん前から読みはじめてはいたけど、全然時間が取れなくて(と言うのは明らかに言い訳なのは分かっているうえで書いている辺りが俺っぽい)、進んでいなかった残り半分を今日一気に読み進めた。

読む前に聞いていたモノをざっくりまとめると、「とにかく凄いし面白い」という評判だったが、読み終えた俺から出る感想はまさにそのざっくりした前評判と同じものだ。とにかく凄いし面白い。もっと言えば、とても読みやすいので、仕事に携わる人、と言うか、生活の中で人と関わる場面がある人(つまり全ての人)は、この本を読んでおいて損は無い。というか、この本を読んだ人と読んでいない人との間にはとても大きな差が開いてしまうと思う。そう思うくらいに面白いし、衝撃的な本だ。何しろ、考え方とかモノの見方とかに大きな差が生まれる。それを活かせるかどうかはまた別の話だと思うけど。

「世界を変えるにはせめてこれくらいの事を考えて行動できないとなあ」というのが読み終えた後の俺の感想だ。

朝起きて、日曜日のルーティンである鬼太郎を見て、昨日買ったCDを大音量で聞きながら靴磨きをして、お昼を食べて、本を読んで、昼寝をして、また本を読んで。そして、テレビを見ながらお酒を飲んで、ブログを書きながらお酒を飲んで、今夜が最終回のドラマ『あなたの番です』を楽しみに待っている。そんな、日曜日。

誰から見ても「何もしていない」と間違いなく思われるだろうこんな一日の過ごし方をしながら、俺は充実感を感じているのだ。磨いた靴は全てがピカピカに生き返り、代償にお風呂に入ったあとも指先が靴墨で若干黒ずんだままだったり。竹原ピストルの歌に心を揺さぶられたり。読み終えた本のおかげで頭の中が晴れてきたり。早く読まないきゃと思っていたモヤモヤが晴れたり。水割りの焼酎がスッキリしてて酔いの感じが気持ちよかったり。ドラマの最終回が待ち遠しかったり。そんな、丸一日、家から出ないで過ごす一日。

世界を変えるための歩みが、すっかり止まっていたけど、それをまた再開させるための、というか、今の俺は再開させることに成功したんじゃないかと思っている。

まずは、これくらいの事から。でも、昨日の自分からは確実に進んだのは明らかに実感できている。セルフフィードバック完了だ。

一昨日よりも昨日よりも確実に充電された。充電には、充実した体験が必要だって事をまた思い出した。これでまた明日から前に進めるかもしれない。そんな気がする。

後は、明日の仕事終わりにジムに行くことで大体が前進し始める事になるだろう。まあ、できなかったらできなかったで仕方ない。その位に思っておけば、意外と行動に繋がるのも俺は知っているのだ。

明日、自分がどういう選択をするのかが楽しみだ。それよりも何よりも、今は、『あなたの番です』最終回が楽しみだ。