シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

俺の冒険の書はセーブができないのだ

ドラクエのように、敵を倒すと経験値が貯まり、一定値を超えるとレベルが上がる。

現実も、そんなシステムだったらいいのになあ。

 

子供の頃、こんな事を思っていた事がある。

 

でも、世の中はそんな風にはできていない。

何をやったら経験値が貯まるのか、経験値が貯まったと思ってたのに一向にレベルなんて上がらないじゃないか!

そんな風に、今日まで思っていた気がする。

 

だけど、違った。

ドラクエと同じように、経験値は貯まるのだ。そして、一定値を超えたら本当にレベルは上がるのだ。

それが、今日、分かった。

 

一体どうやったら経験値が貯まるのか?

それはとても単純な事だった。

 

経験値は『責任を引き受けた量に比例して貯まる』のだ。

責任をどれだけ引き受けたかによって、その人の成長度合いが決まってくるのだ。

 

よく言われる「立場が人を作る」というのも、この『責任を引き受ける』という事の言い換えなんだと思う。

立場を与えられた人が、その立場を全うするための責任を引き受けるからこそ、その人は成長して、結果的に「立場が人を作った」ように見えるのだ。

その証拠に、立場があるにも関わらず、全く成長していない人達が様々な組織に蔓延っているのはよくある話だ。

このように、いろんな経験をしているように見える人だけど、成長していない、つまり、人間として未熟な人は、本人が何を言おうとその実『責任を引き受けていない』ということだ。

 

そして、この『責任を引き受ける』ということが、大人と子供を分ける条件なんだと思う。

 

何歳であろうとも、責任を引き受ける人は大人だし、逆に、何歳であろうとも、責任を引き受けない人は子供なのだ。

 

責任を引き受けて、レベルをガンガン上げて、大人として、大人達と楽しくこの社会を生きていきたい。

そんな事を考えてると、ドラクエに夢中になってたあの頃の気持ちをよく思い出すのだ。