シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

マリアナ海溝よりもディープなインパクト

「私は○○が苦手で、□□もできないし、△△も得意じゃなくて、⚫️⚫️はやった事が無いので、皆さんの足を引っ張ると思いますけどよろしくお願いします」

 

つい先日入社してきた新人が、自己紹介で言った言葉だ。新人の挨拶でよくある定型の「ご迷惑をおかけしてしまうと思いますが一生懸命がんばりますのでよろしくお願いします」というモノとは一線を画している内容だったので驚いた。

 

定型挨拶の中には、頑張る決意が全面に押し出されている。でも、ウチの新人の自己紹介には、決意は何も含まれていない。ただ、言い訳があるだけだ。

 

「新人だからできなくて当たり前だ」という考え方がある。これはその通りだと思う。新人だからできない事は山ほどあるだろう。できなくても仕方ない事ばかりだ。でも、この台詞を新人である本人が言ったら終わりだ。この言葉を言う資格があるのは、新人である本人以外の人間だけなのだ。

 

それと同様に、いや、それ以上に、自分から「できない」とか「やった事無い」などと、やる前から言う人間がいるなんて想定していなかった。いや、それ単体では今までにも聞いたことはあったけど、こんなに複数の言い訳を重ねてくる人間には会ったことがなかった。

 

度肝を抜かれる事がまだこんなにあったなんて。この仕事で、こらまでに山ほどの度肝を抜かれる体験をしてきたけど、まだまだこんな事に遭遇するなんて。

 

人間の奥深さは、計り知れない。

底に辿り着くのはもっとずっと先の事なのかもしれない。