シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

吹けよ風、呼べよ嵐

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この世界には、『呪い』が蔓延している。

 

何も、陰陽師とか呪術師が使う秘術の話ではない。

誰かが誰かを“支配”しようとして言う言葉や行動が最も身近な『呪い』なのだ。

 

よくあるケースは、親が子供を“支配”しようとしてとる言動や、会社が社員を“支配”しようとしてとる言動だ。

 

会社が社員にかける『呪い』にはこんなパターンが良くある。

「これは、お前のためなんだよ」

「上の指示を守っていればいいんだよ」

「お前には市場価値なんて無いんだから」

「ここ辞めたらお前が働ける所なんてもうないんだぞ」

「そんなやり方でうまくいくわけないだろう。やる前から結果見えてるよ」

「今までどれだけ目をかけてきたと思ってるんだ」

「これだけ色々やってきてやったのに」

 

などなど、挙げていったらキリが無いくらい次々に出てくるのだ。

そう、何を隠そう、俺がこれまでに会社から言われてきた事の数々を書いてみただけだからだ。

 

だけど、俺はこれらの言葉を頑なに信じていたのだ。

でも、ある日、これらの言葉が『呪い』だったことに気づいた。

そしたら、途端に、『呪い』がかからなくなったのだ。

 

一体どうしたら『呪い』から解放されるのか、一体どうしたら『呪い』にかかっていた事を自分で認識できるようになるのか。

 

それには、この呪いの言葉が事実かどうか検証していくしかないのだ。

一つずつ検証していくしかないのだ。

本当にそれは俺のためになるのか?なるとしたらどこがどのように俺のためになるのか?それは本当なのか?

指示を守っていれば本当にいいのか?その指示はなぜ出てきたものなのか?なんのための指示なのか?

俺には本当に市場価値が無いのか?なぜ無いと断言できるのか?その根拠は一体なんなのか?その根拠に妥当性はあるのか?

 

これも挙げていったらキリが無い。これまでに俺が言われて、自分と仲間と一緒に検証して確かめていった事をひたすら書いているだけなので、これも幾らでも書けてしまうのでこの辺にしておこう。

 

こんな風に、呪いから解き放たれる事は確実にできるのだ。

 

誰かがぶつけてきたその言葉には、俺を“支配”しようとするニオイがありはしないのか?

その言葉は、一体何のために俺に向けられているのか?

マウンティングとポジショニングをしようとする意図は見えてこないか?

俺の尊厳を傷つけた後で「それを回復してあげる事ができるよ」という甘言をにおわせてはいないか?

 

自分に向けられた誰かの言葉が、

これらに該当するようだと、それは『呪い』の可能性が高い。

その時は、こちら側を“支配”しようと目論んでいる可能性が高い。

 

その言葉は、俺から自由を奪い去って、俺を隅から隅まで搾取する為に、俺に向けて投げ掛けられた『呪い』の言葉だ。

 

そんな『呪い』を駆使する呪術師どもとは、徹底的に闘ってやるぜ。

もはや俺には効かないのだ。

いくら呪いの言葉を吐いたところで、

一切効果が見えてこない自分達の呪力に疑問を持つしかないのかもしれない。

 

 

あなたの周りにも、呪術師はいませんか?

 

 

あれ?

 

そのフォークを持って、あなたの後ろに立っている人影は一体?