シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

チーターが駆け抜けるが如く、モチベーションを一瞬で最高速に。

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この休みで、新しい靴を買った。

 

と言っても、仕事用でも普段履き用でもない、ジムでトレーニングをする時に履くための靴だ。俺は、ジムでは基本的に有酸素運動はしないにも関わらず、昨日までランニングシューズを履いてトレーニングをしていた。それも、かなり本格的なランニングシューズだ。本格的なので、走るという行動に対してとても効果的な形状をしていて、踵での着地と爪先での蹴り出しに最適な形状をしているのだ。つまり、踵側が高く、爪先側が低くなっていて、更に爪先側が若干反り返っている。その為、直立しているとやや前傾姿勢になるくらいの傾斜がついているのだ。

 

そういう靴を履いてトレーニングをしていた。

まあ、慣れてしまえば特に不都合は無いのでこのままでも良かったんだけど、室内履きとは言え、毎回高重量を扱っているのでだいぶボロくなってきていたので、いつからか「買い替えたいなあ」と漠然と思っていた。そのタイミングで、この休みにたまたまアウトレットモールに行く用事があったので、新調する事にしたのだ。

 

とは言え、次に買う靴はどういう物にしようか特になんのビジョンも無くアウトレットモールに入っているスポーツメーカーのお店をふらついていたのだ。何件目かのナイキのお店で靴をみていたら、そこには、『トレーニング用』という括りの靴が売っていたのだ。そんなに種類は無いけど、お店の人に聞いてみたら「ウエイトリフティングに使えるシューズです」との事だった。

 

そんな物があるだなんて全く知らなかったので、そのシリーズでサイズの合う靴を幾つか手に取って試し履きをしてみた。まあ、それほど人気のあるシリーズじゃないようなので、価格帯は数あるシューズ類の中でも安い部類に入ってくる。とは言え、アウトレットなので、値段はバラバラだ。そして、最後に2つ候補が残った。

 

1つは、若干値段が張るがデザインと色合いが気に入った。

もう1つは、値段が安い。デザインも色合いもこれと言って可もなく不可もなく値段が安い。

履き心地は、若干の違いはあれど、どちらもトレーニングの邪魔になるようなレベルのモノではない。ならば、どちらを選んでも変わりはない。

 

という事は、値段の安い方にするに決まってる。通常だったら。

だけど、ここはアウトレットモールだ。既に、ここに並んでいる価格帯は、街中のお店と比べると非常に安い。そう、つまりは、もう既に安いのだ。であれば、この2つで比べて、より安い方を選ぶという選び方は、家計の事は若干気にかけてるもしれないけど、俺の好みについては気にかけられていない。アウトレットに来ている時点で、既に、家計の事は気にかけているにも関わらず。そして、トレーニングシューズは、それ程頻繁に買い替えたりしない物だ。

 

「であれば、気に入った物を買う事にしよう。この先のトレーニングへのモチベーションに関わる可能性がある」

 

という事で、気に入った方を買ったのだ。

 

 

そして、この時の予想通り、トレーニングへのモチベーションが高まった。

何しろ、この新しいシューズを履いてのトレーニングをどうしてもしてみたかったので、アウトレットモールから帰宅した後にトレーニングに行ってみた。そしたら、予想通りというか、モチベーションが高いままトレーニングを実施できたのだ。更に、いつもよりも発揮されたパフォーマンスが高かったのだ。具体的には、いつもよりも使用重量が伸びたのだ。

 

自分の気にいっている物に囲まれた状態に身を置く。

 

これって、自分の気持ちにモチベートをかけて高いパフォーマンスを発揮したり維持したりする事が容易にできるようになる、ある意味、チーティングなのか。

 

もちろん、『弘法筆を選ばず』の状態に身を置く事でモチベートがかかる事もあるけれども、それには“強い”というか“高い”精神力が必要になってくる。であれば、俺みたいなヤツでも一瞬で高いパフォーマンスを発揮する事に繋がるこのチートテクニックは、どんどん取り入れて、どんどん前進していくのが良いのかしれない。