スリーツーワンで行くぜ
新しい生活にも段々慣れてきた。
スーツを着ないで仕事をするのも、カフェに行ってパソコンを触るのも、時間を気にせず作業に没頭するのも、誰の目も気にせずにミーティングに興じるのも、2日目にして慣れてきた。
会社員だった時には考えられない自由さがある。ただ、この自由は、自分達の力で生活費や諸経費など全てのお金を稼ぎ出す事が大前提になっている自由さだ。
それを考えると、なかなかな不安もありつつ、ワクワクも大きい。
ドキドキしながら、ワクワクもして、無駄なことが何一つ存在しない仕事をやりながら、あらゆる動作が全て自分達の理想に向かう為に必要な事である確信をもちながら、行動する。そんな今が、とっても楽しいのだ。
ただ、準備に割ける期限は限られているので、期限内に自分達の納得のいく成果物を産み出して、それを持って利益を出す必要がある。
考えただけでも、スリリングだ。
頭をよぎるのは、「もしうまくいかなかったら?」なんて言葉だ。
だけど、「絶対にうまくいくさ」という言葉も同時に頭の中に響いている。
きっと一人だったら不安が上回る時が多いんだろうなとも思うけど、仲間と一緒に進めているから、一つ進む毎に自信が重なっていく実感がある。
これでいける。大丈夫。
俺自身の力には自信はそんなに無いけれど、仲間の力には自信がある。だから、俺達は大丈夫。
今日もそう思う場面がたくさんあった。
明日もまたこうやって色々進んでいくのだ。
準備万端整えて、週が明けたら、ロケットスタートかましてやるぜ。待ってろ世間。