シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

もう二度と、こんな事はさせないよ


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色んな人がいるんだなあと改めて思うことがあった。

今日、仕事で会った人が、イカれていた。

どう控えめに言っても、イカれていた。何でそう思ったかと言えば、初対面であるにも関わらず、とても失礼な態度だったからだ。しかも、いきなり失礼なのだ。こちらから何かをしたわけでは決してない。

ただ、人に紹介してもらって会ったのだ。ウチの会社のサービス内容について話を聞きたいという事だと聞いていた。にも関わらず、失礼な態度が時間とともにエスカレートしていくのだ。これには、怒りを覚えた。

さも「当然の事を言ってやっているんだ」という顔をして、その実は「お前らに金を払ってやるから俺の下僕になれ」という事を手を変え品を変え俺達をコントロールしようとしていた。

確かに、お金は欲しい。
新規事業を立ち上げところなので、確かに契約は欲しい。

だけど、お金をもらう為に、自分達の尊厳を踏みにじる相手に媚びへつらって従うのか?それだったら、納得いかない事があっても会社員のままでいた方が良かったんじゃないのか?だって、自分の人生を自分の意志で選択して決断するためにリスクを取ったんじゃないのか?

そんな様々な事を考えていたら、帰り道の車の中で涙が出てきた。

悔しさはもちろんだけど、自分の思想よりもこの世界に蔓延るクソ資本主義に毒された考えに屈しそうになった事に。

「カネをもらうんだから、嫌なことは我慢するのが当たり前だ」
「実績が無いんだから、何を差し置いても実績を作るのが最優先だ」
などと言う理論を、この会社のスタート時点で創業者である俺達が採用してしまったら、今後俺達が人を雇う事になった時に、従業員に対して「成果を出すためだったら嫌なことも我慢するのが当然だろう」と考えてしまう経営者になる可能性が生まれてしまうのはもはや必然だろう。
だから、未来の自分達に対しても未来のこの世界に対しても堂々と胸を張って「まっとうな理由が存在する嫌な事は例え仕事であろうがやる必要は無い」とハッキリと言えるように。そういう世界を作れるように。

会社は、理念や思想に反する事をしてまで存続する必要は無い。なぜなら、理念や思想を実現する為に存在しているからだ。

甘いと言われようが、温いと言われようが、ダメだなと言われようが、俺たちにはそんなもん何の意味も無い。何を言われても曲げられないモノはある。
そうでなければ、人生かけてリスクを取って起業した意味が無いってもんだろう。

あくまで対等に。あくまでお互いの尊厳を尊重し合える関係性を築ける人と。そういう風に仕事をしていく。それが俺達の実績であるべきだし、それ以外の関係性でお金を得られたとしても、そんなのは俺達にとっては実績でもなんでもない。

そんなもん、ただ単に、尊厳をゴミ箱に叩き込んで魂を切り売りして得たクソみたいなカネに過ぎない。
そんなやつらに屈しないと存続できない会社なら、さっさと畳んじまった方がよっぽど希望があるってもんだろう。

もう二度と、誰にも俺達を搾取の対象にはさせないって決めたのだ。

NO MORE 搾取!