シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

まるでシングルモルトのような深い味わいを持つ男


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転んでもただじゃ起きない。

まさに、この言葉通りの事があった。

昨日の『イカれ野郎騒動』によってそれなりにダメージを負った我々は、次の動きについて話し合っていた。でも、俺の中ではダメージが尾を引いていてまともに考えが進まない。いつも大抵こうなのだ。怒りが頂点に達したときには、その翌日になっても全然おさまらない事が常なのだ。それが今日も起きていた。

そんな役立たずの俺が仲間に迷惑をかけながらミーティングを滞らせているところに、外出から戻ってきた他の仲間が合流した。そして、今日の訪問先で出てきた話と、昨日の騒動を元にした新しいアイデアを提案してくれた。

そのアイデアの閃きが秀逸だった。

今までのモノを更に進化させる事のアイデアだ。言われてみれば「確かにそうだ」と納得させられる内容のうえに、そのアイデアに基づいて話を進めていけば、この現状を打破できるどころか、今まで何となくどうしたらいいのかな?とぼんやりと疑問に思っていた事まで一気に解決できる可能性が出てきたのだ。

そこからは怒濤の動きだ。
そのアイデアを元に、別の仲間が即座に形にし始める。この辺りが、ウチの仲間たちのホントに凄いところなのだ。ツーカーでアイデアがみるみるモノになっていく。まさに、起死回生の一撃だ。

それを傍目にただただ感心しながら傍観するだけの俺。そう。ただそこにいるだけ。
何も言わない。何もしない。

いや、むしろ、

何も足さない。何も引かない。

そういう重要な役割を果たしていると言っても過言ではないのではないだろうか?
いや、過言に決まっている。

それだけは間違いない。