シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

スリル満点!真夏のデスゲーム


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久しぶりに渋滞の高速道路を走った。

使う高速道路が渋滞で有名なところではないので、渋滞レベルとしては大したことは無いはずなんだけど、それでも平常時の土日と比べると段違いの混み具合だった。いつもは混んでいても、車の台数が多いだけで、100kmで走れるレベルではある。でも、今日はさすが渋滞というだけの事はあり、全く進まない時間がかなりあった。止まっては進みの繰り返し。あの動きが多いと何故か眠気が誘発されるのだ。

そんな時間に耐えながら幾つかのサービスエリアを通過する時に初めて分かったのが、サービスエリアの出入口が渋滞の原因になっているという事だった。

サービスエリアが混む➡️サービスエリアに入りたい人が並ぶ➡️その列を避けるために追い越し車線に車線変更➡️後続車がブレーキ➡️ブレーキ連鎖➡️渋滞

サービスエリアから出る為に列ができる➡️それを避けるために追い越し車線に車線変更➡️後続車がブレーキ➡️渋滞

この繰り返しで、サービスエリア付近から渋滞が発生して、サービスエリアを通り越すと徐々に流れ始めるという繰り返しだった。

あれだけ混んでいてもサービスエリアに入るという事は、トイレに寄るか、眠気覚ましなどの理由で休憩をしてリフレッシュしないと走行を継続するのが難しい等の退っ引きならない理由があるんだろう。車内の事情は様々だ。

そんな事情があって渋滞はもちろん仕方ない。渋滞していると動きが無いので、回周りの車がいつも以上によく見えてる。そうすると、渋滞している高速道路で携帯をいじっている運転手のなんと多い事か。もちろん、完全に停止しているなら別に何とも思わない。でも、前の車が進んでいても携帯をいじり続ける車がいたり、携帯の操作に夢中で、車線を踏みながら走行している車の多さが目についた。

これはいつも思うけど、俺が幾ら周囲に注意を払っていても、いきなり目の前で何の予備動作もなく車線変更してこられたらひとたまりもない。そういう可能性が高速道路にはある。いや、高速道路だけじゃなかて、車の運転にはそういう危険がつきまとう。これが一番怖いし、こういう事に気を配りながら運転しているので、特に高速道路で周囲に台数が多い時の運転は凄く疲れるのだ。でも、幾らこんな事を言っていても、俺が高速道路を利用する以上この危険は無くならないのも分かってる。自分と同じ感覚を他人に求めるのが不可能なのも分かってる。だから、考え方を変えるしかないのだ。

高速道路は、ジャングルだ。
法もマナーも他の誰も俺を守ってくれる訳ではない。俺がここで生き残れるかどうかは、全て俺のその時の判断次第なのだ。一瞬の判断が文字通り生死を分かつのだ。何を言っても、何を思っても、生き残ったヤツだけが明日を見る権利がある。

そういう弱肉強食の世界だと思っておけば、アクセルもハンドルもブレーキも気軽に使うわけにはいかないし、いつも高速道路を運転する時に掌が汗まみれになるのも合点がいくってもんだろう。

つまり、高速道路を運転しているのは、まともな人間ばかりじゃないって事なのだ。誰もがお互いに関心なんて無いっていうふりをして、じつは、虎視眈々とお互いに偶発に見せかけた事故で命を狙っている。そんな風に思っとけば、どんな運転をするヤツに遭遇しても、全くの無問題だ。

こんな事を考える俺はやっぱりイカれてるのかもしれないけど、常在戦場の構えは解かない方が自分の為かもしれない。

あらためてそう思ったのだ。