正真正銘のチキンレッグになるとこだったぜ
今日は久々に寒い一日だった。
とても天気が良かったのに、気温はそれほど上がらず、真冬の装いをせずに外出した事を後悔したくらいだ。
そんな天候のせいか、昼前くらいから軽い頭痛がしはじめた。
寒かったからか、寝不足だったからか、はたまた風邪でもひいたのか。原因はよくわからないけど、何だか調子が悪くなってきたのだ。
とは言え、ただ軽い頭痛がする程度でそれ以外は特に何もない。なんだか分からないけど、とりあえず頭痛薬を飲んで様子をみていると、それ以上は特に何も起きなかったが、軽い頭痛も全く無くなるわけでもない。
その後、お昼ご飯を食べて帰宅した。
その道中と、帰宅後しばらくは、心の中で葛藤が渦巻いていた。
何の葛藤かって?
そりゃあ、いつもの「ジムに行くべきか行かざるべきかそれが問題だ」についてだ。特に、今日は『軽い頭痛』という、ジムに行かずに済む大義名分がある。これは、“ジムに行くべきだ”派の俺としては分が悪い。今日は、圧倒的に“ジムに行かずに昼寝しろ”派の俺が優勢だ。俺の中の勢力としては、多勢に無勢状態だったので、家で昼寝でもしようかなと思っていたんだけど、明日以降の週の予定を考えてみると、やっぱり今日はジムに行っておくべきなのかと思い立ってジムへ向かう事にした。少数派閥の形勢逆転勝利だ。
そして、ジムへ向かった。
ローテーション的に、今日は“脚”の日だ。俺的には、トレーニングの中で最もキツイ日だと認定している。スクワットを実際にやる事を考えるだけで怖気づくくらいだった今日は、実際にジムエリアに入ってからも、空いているスクワットラックに向かう気持ちがなかなか湧いてこない。ようやくスクワットラックでバーを担いでウォーミングアップをし終えたところで、軽い頭痛がぶり返してこないのも確認し、ようやくスクワットの本番を行う覚悟が整った。
それから1時間半程度が経過して全メニューを終えた俺の感想としては、
「やっぱりトレーニングしておいて良かった」だ。
そりゃあ、これだけキツイ内容だったら「行きたくない」と思うのは自然な事だ。だけど、これを終えた瞬間の達成感と解放感といったら、それはもう極上の気分だ。こんなにキツイ内容をクリアした自分に拍手。こんなに苦しい事を完遂した自分に拍手。
そして、「軽い頭痛がする」という事だけでトレーニングをさぼろうとしていた過去の俺を小一時間説教してやりたい。
もっとも、これは毎度思う事で今回だけの気持ちではないんだけど、結局いつもこの極上の達成感と解放感を味わっているんだから、やるしかないだろう。
「ツラい、キツイ、できる事ならやりたくない」
この先も、そんな事たくさん出てくるんだろうとは思うけど、それでもやるしかないのだ。
とにかくやるしかないのだ。
ツラい?キツイ?やりたくない?
それがどうしたっていうのだ。
んなこたぁどーだっていいんだよ。
やるんだよ。