シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

さあ、どうする?

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昨日、夜更かしをしてしまい目覚めた時から軽く頭痛がしていた。

 

「もっと寝ていたいけどもう起きないといつもの時間に家を出発できない」

そう思って、なんとかかんとか布団から這い出して朝の支度をした。

頭痛は相変わらず治まらない。

 

早めに会社に着いていつものように本を読む。

どうやらこの頭痛は治まる気配は無さそうだけど、本を読んでる間は気にならない。それ程強い痛みではないし、強まる気配もなさそうだ。

 

そんなこんなで軽い頭痛と共に過ごした一日だった。

仕事を終えて、今日は頭痛がするから真っすぐ家に帰ろうかと思ったんだけど、何となくそれではダメな気がして、ジムに向かった。もちろん軽い頭痛はまだ治まっていない。頭痛がしている時に激しいトレーニングをすると頭痛が悪化するのは既に何度も経験しているので、今日はトレーニングメニューの中で一番動員する筋肉が少ない肩のトレーニングをする事にした。三角筋の前部・中部・後部をそれぞれ一種目ずつ行って、その時の調子次第でもう一種目プラスするかどうか。最後に腹筋をやって1時間で終えるのがいつもの流れだ。

 

「肩ならトレーニングしても頭痛が悪化しないんじゃないか?」

実際にやってみたら予想通りトレーニング中も終わった後も頭痛が気になる事は無かった。

ジムに来るか来ないか迷った挙句、来てよかった。

迷ったらとりあえずやってみる。

以前も自分に言い聞かせた事を実行してみて良かった。

とりあえずやってみて、ダメそうなら止めればいい。

これを自分の中の行動指針にしていこうと以前に決めた。

でも、今日みたいにいざ直面してみるとやっぱり迷ってしまった。

けど、迷いを「やる」方向に舵を切る事に成功した。

これは俺の中に成功体験として残るだろう出来事だ。

 

「こんなことで成功体験?」

もしかしたらそう思う人もいるでしょう。でも、その通り。俺にとってはこんな事が成功体験になりうるのだ。そんでもって、この成功体験によってまた今度迷う事があればまたもや「やる」方向への舵切ができるはずだ。今日のこの体験が、俺が自分自身の決断に対して信頼するに値する何かが大きくなった感じがあるのだ。

「あの怠け者の俺が迷った挙句ジムに行ってトレーニングしただなんて!」

これっぽっちの事でも俺にとってはこんなセリフを自分自身にかけてやりたいような出来事なのだ。

 

別に誰かに誉められると思ってやったわけでもない。ただ、自分自身に対して「よくやった」と思わせる行動になるだろうなとは迷った時に思った。

 

あの会社の駐車場を出た先の交差点を右に曲がるか左に曲がるか。

それが、俺の行く先を決める。

右に曲がればジムに向かう道で、左に曲がれば家に帰る道だ。

ジムに行って鍛えたい気持ちと、家に帰ってダラダラだらけたい気持ち。

いわゆるモチベーションが高い時には体がどんなに筋肉痛でも、あの交差点を右に曲がれる。でも、モチベーションが低い今日見たいな時には体に筋肉痛が一切無くても今日みたいにほんのちょっとでも不調だなと思う部分があれば、それを言い訳にしてあの交差点を左に曲がろうとする気持ちがどんどん大きくなる。

 

言い訳はあくまでも言い訳で、本当は多分大丈夫だということは分かってる。

でも、言い訳をして「○○だから仕方ないよな今日は」なんて言って交差点を左に曲がってしまえば楽なのに。別に誰からも強制される事もないことなのに。こんな自分の内面をブログに書く必要だってないはずなのに。ダラダラしてだらけた生活をしたところで誰にも迷惑なんてかからないのに。ジムなんていかなくても体なんて鍛えなくても別に誰も俺の事なんて気にも留めていないのに。だからトレーニングなんてやらなくたっていいはずなのに。

もちろんその通りなんだけど、

だけど、

俺はそんな自分が嫌なのだ。

たかだか筋トレ如きをサボる自分が嫌なのだ。

怠けたいと思う自分が嫌なのだ。

やりたい気持ちよりやりたくない気持ちが勝ってしまう自分が嫌なのだ。

レーニングをさぼって挙げられる重量が下がっていく自分が嫌なのだ。

お腹が割れていない自分が嫌なのだ。

自分で「やる」って決めた事から逃げる自分が嫌なのだ。

 

だから、迷ったら「やる」。

 

そういう自分が好きなのだ。

自分の事を好きな自分でいたいのだ。

こんな小さな出来事すらも、

俺にとっては自分自身を好きか嫌いかの分かれ道になりえるのだ。

そして、今日の俺を俺は好きだ。 

 

今日はよく眠れそうだ。

 

#どっちを選ぶ #迷い #やるかやらないか