もうすぐ良い波がやってくるそんな気がしてならないのです

「かなり良いものができた！」

そんな感慨に浸れるくらいに、良いものができたのだ。

それは、明日からのとあるイベントで使うための資料だ。「これまでにやってきた事をまとめらばいいかな？」そんな風に軽く考えていたので、実はギリギリまで準備をしていなかったのだけど、どれだけ色んな方向から考えても、イベントのメインテーマに向かって考えると、やっぱりこれまでのまとめというのが一番しっくりくる内容だったのでそれで進める事にしたのだ。

そうしたら、自分でいうのも何だけど言わずにはいられないくらいの出来映えのものができたのだ。控えめに言っても、イベントが楽しみになるレベルのものではある。早い話が、自信作ができたのだ。

「これは良いよね」
そう言って、仲間にも見てもらいながら修正をしていたところ、仲間の発案によって幾つかの変更を加えた。

そうしたら、あれほど「良いもの」だと思っていた内容を予想もしていなかった位に大きく上回っていったのだ。これには、驚いた。そして、改めての、「かなり良いものができた」と思えたのだ。

もうこれ以上はない。そう思ってから、まだまだ先に進む。そんな経験をここ数ヵ月で何度も何度もしてきているのに、いや、してきているからこそ、いつも「もうこれ以上はない」と思うのだけれど、そこから先は、やっぱりまだまだあるのだ。

そうして、時間いっぱいまでアイデアを出しまくって、ついに、現状でのベストな資料が完成したのだ。

この資料が完成した後で、あらためて眺めていたら、ついニヤニヤしていたらしく、仲間からは「キモい」の言葉をいただいた。まあそりゃあそうだろう。おっさんが無言で資料を眺めてニヤニヤしていればキモいに決まっている。
だけど、無意識に笑ってしまうくらいの手応えを感じるものができたのだ。キモい位はどうってことはないのだ。

これをみた人たちの反応が今から楽しみだ。でっかい波風をたたせる事が、今の俺のささやかな希望なのです。