シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

負のパワーも燃焼すれば推進力に代わるのだ


f:id:shiotapathos:20190906073326j:image

 

また出てきた。俺の悪い癖が。

自分がうまく行っていないときに、うまく行ってそうな感じに見える人に対して、劣等感と嫉妬を覚える。これがどうも俺の癖のやようだ。

昔からこの症状はあった。
自分が、どうしても叶えたいと思っている事があって、それに真剣に取り組んでいた時のことだ。もちろん、周りから見たら俺の取り組みかたなんてあまっちょろかったんだと今になっては思うけど、その当時は、自分の中では人生の最大限に頑張っていたと思っていた記憶がある。そんな時代、自分は全然うまくいかなくてモヤモヤしている時に、自分の知っている人が同じ分野でうまく行き始めているのを見たとき。本当に嫉妬を覚えたものだ。何しろ、それまで嫉妬なんていう感情とは無縁に生きてきたから尚更だ。あんなに自分がその感情に振り回されてしまうなんて思いもしなかった。自分の精神衛生上良くないという理由で、なるべくそういう知り合いの情報が入ってこないようにしながら暮らしていく事に、段々と意識を配るようになっていって、それからしばらくするとすっかり疎遠になってしまっていた。そんなことが何度もあった。

自分が嫉妬を覚える存在に対して、できるだけ情報が入ってこないようにする。

今の時代にこれをやろうとすると、自分が嫉妬を覚える存在=自分が興味関心のある分野の情報をカットするという事になり、それはつまり自分に必要な情報や繋がりを制限することになり、結局自分の前進を自分で阻む事に繋がるんだろう。

他人の活躍を見て、嫉妬を覚える。
これが自分の精神衛生上良くないのは分かってる。でも、嫉妬を覚える存在がいるんであれば、その感情を自分が動く燃料にすれば良い。動いて動いて全力で動いて、それでもうまくいかないんだったら、その時はもう嫉妬するパワーも残っていないだろう。だから、そうなるまでやるしかない。

そんな簡単な事だけど、この歳になって、ようやく身に染みて分かった気がする。

「そんな風に、他人への一方的な嫉妬で情報も行動も制限していたら自分のために良くないよ」

そんな事を、あの頃の自分に教えてやりたい。まあ、どうせ俺の事だから俺の話なんて聞くわけもないんだろうけど。