シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

あの時の少年もこんな気持ちだったのかもしれない


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脳みそが疲れた。

今日はみんなでミーティング。これからの自社のマーケティングについてだ。

俺たちはマーケティング素人。誰一人として、専門でマーケティングに携わったこともなければ学んできた経歴も無い。完全に手探りで、完全に迷いながらではあるけれども、我らがコトラー先生の著書を片手に試行錯誤しながらマーケティングを実践してみた。

教科書としているのはもちろん専門書だ。訳もわからずひたすら読み込んで、何冊目かにしてようやく少しずつ理解できるような感じになってきたのもあり、まずは教科書通りに進めていこうと取りかかってみた。勉強してみて分かったのは、俺たちは今までこれを知らないままにやろうとしていたのか!という驚きと、そうは言っても何だかんだで重要なところはそれなりに押さえていたという安心が同時にやってきた。急所は守っていたし、それなりにやれていたという自信にもなった。
だけど、全然足りないのもよく分かったのだ。足りてなさすぎて、知らなさすぎて、そりゃあうまくもいかないよなあなんて可笑しくもなってきてしまうくらいでもあったのだ。

で、分かった。ただでさえ勘良く大事なところを押さえておけた俺達が、このマーケティングを実践したら、そりゃあもううまくいくしか道は無いんじゃないのかな?という事が分かったのだ。そうなのだ。つまり、希望に満ち溢れているという事だ。そのマーケティングという希望の道を、これこら着実に1歩ずつ進んでいこうと、今日からその歩みを進めてみたというわけだ。

その感想が冒頭だ。

こりゃあ、まじで、頭使うわ。本当に疲れた。まだまだ先も長いし、これからもまだまだ続くし、何しろ難しい。だけど、すげー大変だけど、難しくて頭をひねりまくるけど、これはめちゃくちゃに楽しい。マーケティングって楽しい。それが分かった。

やってみて分かったのは、俺はマーケティングってのを何だか誤解していたようだ。これまでは、何やら専門的な知識を駆使して、フィールドワーク的に調査をして、技術を駆使してデータを集めて分析して、計画を立てて、物事を進めていくなんだかスカした感じの横文字仕事だと思っていたけど、その根幹としている部分はそんなもんじゃなくて、その仕事の本質的な部分を根本的に担うという事だったんだなあと理解したのだ。もちろん、何だかよくわからない横文字仕事をしているという事を誇らしく語っている人達も多く見受けられるけど、それはそれとして、実際に何をしているのかは俺にはよくわからない。ただ、こういう本質的で重要な嘘偽りの無い仕事をしている人達もたくさんいるんだろうなあという事が分かったし、本当の意味でマーケティングが成されている仕事とそうでない仕事の違いが少しずつ見えるようになってきた感じがするのは勉強してみた収穫なのかもしれない。

なにはともあれ、まずは、自分達の仕事でマーケティングを実らせて成果を出すのが喫緊の課題だ。

明日も朝から脳みそをフル回転させて駆け抜けねばならない。そう思うと大変だけど、あんなに真剣に楽しい仕事ができるのはワクワクしてくる。早く会社に行きたいと思う深夜1時過ぎ。