シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

細やかな願いを叶えたい

「毎日、心穏やかに過ごしたい」

細やかな俺の望みだ。

 

こんな細やかな望みなのに、毎日、必ずと言って良いほど、この望みがぶち壊される。

 

俺は、自他共に認める「温厚な男」だ。

自分から喧嘩を売ることは無い。

多少、気の短いところもあるのは事実だ。その気の短さも自他共に認めるところではあるけど、俺の短気が発動するにはある一定の条件が必要になる。

 

それは、『俺や俺の周りの人間の存在が脅かされた時』だ。条件はただのこれだけ。

これ以外の理由で怒り出す事は無い。

…はずなのに、なぜか、会社に行くと必ず怒り心頭にさせられる事が起きるのだ。

 

俺が、仕事をする上で一つだけ譲れないモノがある。それは、当然ではあるけど、仕事上の目的を遂げる事だ。だから、俺が仕事上で怒る時は、ほとんどの場合が、仕事上の目的を叶える事を阻害する行動が起きた時なのだ。

 

仕事上の目的。

要は、「何の為にこの仕事をするのか」という事だ。この目的は、もちろん俺や俺以外の誰かが個人的に持っている様な、いわゆる『働く理由』の事ではない。だから当然「カネの為だよ」とかそういう類いの話ではない。それぞれの仕事に元来備わっている『目的』の事だ。

 

その仕事の目的を達成する為にする事が仕事だ。にも関わらず、己の感情や、己の都合を優先させようとする輩がたくさんいるのだ。社内外上司部下取引先問わず。そういう場合は、ほとんどにおいて、己の都合を優先させると仕事の目的を達成する事から遠ざかっていくのだ。

 

そんな時、俺は怒っている。

だから、ほぼ毎日のように怒っている。

 

もちろん、大人なのでその怒りはコントロールしている。コントロールして、然るべき闘い方を用意する。相手の出方次第では、いつでも『大人の喧嘩』をする用意がある。もちろん、相手が退いてくれるなら、できれば喧嘩はしたくない。

だけど、売られた喧嘩は全部買う事にしている。ただ、相手が、俺に対して喧嘩を売っている事に気が付いていない無い様子だったら「今、あなたがしている事は、喧嘩を売っている事になりますがそれはあなたの本意ですか?」と必ず確認をするようにしている。警告の意味を込めて。

その上で、『やる』というなら、不本意ながらお買い上げする事にしている。

 

俺は、誰かに「勝ちたい」と思って日々を過ごしている訳じゃない。俺が「勝ちたい」と思うのは、自分に対してだけだ。ただ、誰かに対して「勝ちたい」という気持ちは無いけれど、「絶対に負けない」という気持ちだけはいつもある。だから、売られた喧嘩は全部買う。

 

 

俺は自他共に認める「温厚な男」だ。

自分から喧嘩を売ることは無い。

 

今日も明日もいつでもずっと、心穏やかに暮らしたいと願っている。