あのフレーズの真の意味
何の為にやるのか?
それさえ明確に持っていれば、多くの事柄を上手く進められるはずなのだ。
もちろん、この場合の「上手く進められる」というのは、必ず成功するという意味ではない。結果的に当初考えていた結果ではない事になったとしても、その間に試行錯誤して納得のいく結果になっているはずなのだ。納得のいく結果になっていれば、「何であんな事したんだろう?やらなきゃ良かった」と後悔する事にはならないのだ。
後から考えた時に「何であんな事したんだろう?やらなきゃ良かった」と後悔の念が襲ってくる事は、全てが理由なき行動なのだ。強いていうなら、理由なくその時思い付いた「なんとなくやりたいかも」程度の、本当は理由ではないような所謂衝動的な行動だ。だけど、そんな風に衝動的な行動だったと自分で認めるのは、なかなかどうして受け入れ難いものだ。そういう時に、無理矢理な、理由とは言えないような理由を持ち出してきて、「別に、やりたかったから」と後悔していないふりをする。
だけどこの無理矢理な理由は、はたから見るととても不合理であり、自分自身も全く納得いっていないので、その話に触れられると、話題をそらすか、怒り出すというのが良く見られるパターンなのだ。
何の為にやるのか?
目的が明確で、理由が明確であれば、それに対するアプローチは正しいモノである場合が大きい。仮に間違ったアプローチをしたとしても、細かく検証がしやすい。
逆に、目的も理由も明確で無いと、アプローチが正しいかも検証方法と検証結果が正しいのかも、改善方法も、全てがわからなくて後悔する事になるのだ。
後悔しないためには、目的と理由を明確にして、計画を立てて、やってみて、検証して、ゴールに向けて改善していく。
あら?
何の面白味もないようなPDCA の話になってしまった。でも、これがきっと後悔しない為の一番有効なやり方なんだろう。
ご利用は計画的に。
この言葉は、お金だてじゃなくて、時間というか、人生についての話だったのかもしれない。
やるじゃねーかプロミス。