惑星ベジータからやってきたlike a 戦闘民族
「戦闘民族サイヤ人と地球人の差です。悟空とクリリンみたいな。クリリンは地球人最強なのに、サイヤ人の悟空とは絶対に埋められない差があるんですよね」
このドラゴンボールの話、実は、会社でしていた話なのだ。
周囲の人達と自分の間で、全く伝わらない事があったり、「皆はどうしてこんな事もできないんだろう?」と考えてしまって、思いがけずイライラが募ってしまうと言っていた入社3年目の人に、例えとして説明をしていたのだ。
「どうして私にできている事がみんなできないんだろう?」というハテナって、実は成立しないのだ。
何故なら、できる人にはもう既にできているはずだから。
現に、あなたは、誰に教わる前からできていましたよね?
その時に考えていたのは、多分こういう事ですよね。
「私がなんとかしないと」
これを思える人は、教わらなくてもできるし、逆にこれが無い人は、いくら教わってもできないんです。
そう、言うなれば、地球人がどれだけ修行しても最強はクリリンで、サイヤ人はその強さを簡単にあっさりと越えて行ってしまうように。
でも、クリリンがフリーザにやられた時には、悟空は怒りました。どれだけ強さに差があったとしても、仲間なんです。
それと同じ事なんじゃないですかね?
こんな話をしてみたのだ。
これは能力の話かもしれないし、素質や才能の話なのかもしれない。
でも、確実に存在するのだ。
どれだけ教えても、絶対にできるようにならない人と、最初からできる人の違いは。
それを分けているのは、やっぱり、引き受けられるかどうか。
つまり、自分事として考えられるかどうかなのだ。
そして、これは仕事に於いては、ドラゴンボールで言うところの、地球人とサイヤ人ほどの差を生んでしまっているのだ。
「そんなわけないじゃん」
そう思った人は、自分の周りの仕事人達をよーく見てみて下さいね。
あの人はどうですか?
その人はどうですか?
そして、
あなたはどうですか?