シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

新装開店の真相は移転

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今日から、新しく借りた事務所での仕事が始まった。

 

全然広くはない。だけど、俺達の仕事場としては充分な広さだ。つい先日まではカフェが仕事場だった。その時はそれほど不便さは感じていないような気がしてたけど、たった一日なのに、今から考えると随分不便な思いをしていたんだなあと、まるで他人事のように感じるのだ。

 

何しろ周りに他人がいない。打ち合わせや電話でどんな話をしていても一切気にする必要はないし、毎日必要になるちょっとした仕事道具や備品を置いておけるのが嬉しい。調子に乗って事務所用の冷蔵庫も買ってしま

ったので、これからは食べ物や飲み物を保存しておけるのも嬉しい。使用時間も自由、本を読んでも、ご飯を食べても、何をしても自由だというのが嬉しいし、ストレスフルなのだ。もちろん一緒に働く仲間への配慮は当然だけど、とにかくストレスからの解放度が高いのだ。そのうえで、今までかかっていたカフェ代や駐車場代や諸々を含めるとなんと事務所の家賃とほぼ変わらないのだ。

 

金銭的負担は変わらず、時間的にも空間的にも自由度が増え、ストレスが減った。

もちろん、これから毎月固定でかかる費用が新たに発生したので大変かどうかで言えば大変なのは間違いない。だけど、この自由度とストレスからの解放への対価としては相当安いんじゃないか。たった1日だけどそう思っている。

 

運よく巡り合ったこの物件との出会い。

あの時、全員で話し合ってした決断。

その後の迅速な行動。

俺一人で考えてたらこうはいかなかった。

「これ以上の経費が発生するのはどうなのか?」

「メリットもあるけどデメリットもあるよなあ」

「売上が上がらなかったらどうなるんだろう?」

etc

 

そんな事を考え続けているだけで一向に前に進まず、気づいた時にはこの物件は他の誰かが借りていて、その事実に後悔して、日々の仕事にちょっとずつストレスを感じながら結局もっと家賃の高い物件を借りる事になっていたんじゃないか。

「ああ、あの時あの物件を借りておけばよかったなあ」

なんて思いながら。

 

そんな、『if』を考えたりして、新しい事務所ライフを満喫している初日。

やっぱり必要なのはこういう事なのかもしれない。

 

とりあえず、やってみてから、考えよう