探偵ってものすごいハードな仕事なんだとずっと思っていたんだよね
謎は全て解けた!
名探偵のように、そう叫びたくなる瞬間に遭遇したのだ。
ここ最近、仕事でずっとぶち当たっている課題があった。それが、ふとした事で氷解したのだ。きっかけは何だったのか今となっては明確に思い出せないけど、でも、あれは確かに今日の仕事中の事だった。あの瞬間から仕事を終えた夜10時過ぎまでの数時間の間、ずっと頭の中が回転しっぱなしで、閃き以降の話の内容は実際の業務に直結するような具体的な話だったので記憶はもはやそっちに全部持っていかれてしまったのかもしれない。
まあでも、それはそれでよい。何しろ、ずっと課題になっていた事案が一気に動いてほぼ片付いたのだから。
それくらいに鮮やかで衝撃的な出来事だったのだ。
時々こういう事がおこる。
というか、段々とこういう事がおこる頻度が上がっている。というか、こういう事がおこるタイミングが速まっていると言うのか。ともかくそんな感覚なのだ。
もしかしたら…。
不遜にも、そんな事を考えてしまう。
そんなわけないよな、でも、もしかしたら。
やっぱりそう思ってしまう気持ちがよぎるのだ。
もしかしたら、ほんの少しだけでも、辿り着いたのかもしれない。
何かは分からないけど、言うなれば、本質的な所の入口に。
たまにはそんな風に思いながら布団に入ってもいいんじゃないのかね。
今日のところは、俺達、よくやったよね。