シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

食って寝るのが仕事です


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きっと、これは『楽しい』という感じなんだと思うけど。

新しい仕事に取りかかった。内容は、他者の課題解決だ。お金をもらって、依頼内容をクリアするのだから当たり前といえば当たり前だけど、そのクリアすべき課題は、少し話を聞いた段階で、少なく見積もって“山積している”のが分かる。課題だらけすぎて、今回の案件でどの部分にアプローチすべきか非常に悩ましい状態だ。

そんな案件について、社内で話をしていると、頭がグルグル回転しだしたのが自分でも分かるのだ。いるんな事が浮かんでくる。そのとたん、急激に眠くなってきた。本当にいきなり眠気がやってきた。どうにも抗えない感じの眠気だったので、しばし仮眠をした。目を閉じた途端、ブラックアウト。

仮眠中、夢を見た。内容はハッキリ覚えてないけど、その間に今回の案件について何度か、アイデアらしきものが浮かんだ。アイデアの内容は覚えていないけど、ただ、「これは名案だ!」って思った感覚だけは強烈に覚えている。で、そのたびに目が覚めかけるが、その瞬間に忘れている、そしてまた意識が遠退く。そんな事が何度かあって、最終的に、急激に目が覚めた。名案とともに。そして、その内容をそのまま口走る。はなしながら、自分でも「これ、いいじゃん」と思える内容だった。

昔から時々あるのだ。寝ると頭の中が整理される事が。

以前に経験したのは、全く別の仕事をしていた時に、新製品の研修を受けた。その内容が当時では最先端の技術を使ったモノで、その時の俺にはすぐに理解するのが難しかったのだ。だけど、翌日にはその新製品について、研修に来ていない他の社員達とそのお客さんに解説しないといけなかったのだ。当然、研修を終えた俺は焦った。家に帰ってから何度も何度も研修内容を思い出しながら資料を読み返す。それでも、自分の中にスッと入ってきた感じはしなかった。そして、気がついたら寝ていた。もちろん、朝起きて慌てることになったのだ。「ヤベー!寝落ちしちゃったよ!本番当日になっちったー」。最早、後の祭りだ。腹を決めて、出社するしかない。ソワソワしながらも、迎える本番。だけど、自分への不安とは裏腹に、ナゼか、スラスラと研修内容を分かりやすくみんなに伝えている俺がいたのだ。

これには、自分自身が驚いた。あんなに、スッと入ってきた感覚の無かったモノが、こんなにもスラスラと自分が話せるとは。そして、話している内容も、我ながらとても分かりやすい。その時から、自分について、一つの可能性を見出だしたのだ。もしかしたら、寝ることで情報が整理されて、そこで理解が促進されるのでは?理由は分からない。でも、そういうことが自分自身に起きたのは事実。それから何度かそういう事があった。もちろん、同じような事を期待して、寝て起きても何も出てこない時も何度もあった。その違いは、未だにハッキリしていない。何となく、「こういうことなのかな?」という仮説は立ってるけど。

今日は、これの短時間バージョンが起きたんだろう。こんなに短時間で起きるのは初めてだった。これが一体どういうことなのかは俺には分からない。良いことなのか悪いことなのかそれも分からない。だけど、俺たちの仕事にとっえは、少なくとも役には立つので、一旦は良しとしておこうと思う。

ただ、理由がよく分からないのがたまに傷なのだ。これのメカニズムが判明すれば良いんだけどなあ。そしたら、自由自在に使いこなせるようになるのに。

その時は、晴れて、「寝るのが仕事」って言い張れるんだけどなあ。