シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

ルールがわからないと楽しめないもんね


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試合のルールを思いっきり間違えていた。

そんな事に気づいたのだ。

自分達が参加している試合のルールについてだ。例えて言うなら、サッカーだと思ってやっていたのに、実はバレーボールだったというくらいにはルールを間違えていた事がわかった。手は絶対に使っちゃいけないし、ネットにボールを叩き込めば点が入ると思っていたのに、どれたけやっても点が入らないし、思うように試合が展開していかない。「もしかして?」と思って、これまでに点が入った状況を分析したら、さの共通点はネットにボールを叩き込んだ後にボールがネットを越えて向こう側に落ちていたのだ。どうやら、ネットを越えた場所にボールが落ちたら点が入っていたんじゃないかと仮説を立てて考えてみると、この仮説で全ての整合性が採れそうな感じが濃厚になってきたのだ。

こうなってくると、この仮説を実践して検証することが急務になってくる。

この世界では、自分がやっている試合が、そもそも何の競技なのか?それはどんなルールで行われているのか?どうやったら勝ちになって、どうやったら負けになるのか?勝つとどうなるのか?負けるとどうなるのか?それらについては、誰も教えてはくれないのだ。それらは全て自分でやってみて知るしかないのだ。ただ、世の中の多くの人が既に知っている競技と大まかなルールは流通しているし、プレーヤーの数がとても少ない競技で勝ち続けている人が、さも「真理です」という顔をして自分がやっている競技のルールを声高に喧伝している状況があるので、とても多くの人がそのルールを真理だと捉えてしまっていたりする。

俺たちは、独自の競技で独自のルールのはずだったのに、どうやらいつのまにか、既存の競技のルールを勝手に採用して、それで試合をしてしまっていたらしいのだ。そして、それは当然、自分達のやっている事とは合致していないし、そもそもルールがルールトシテ機能していないので、結果に結び付くはずもないのに、「結果か出ないのはなぜだ?」と苦しんでいたのだ。あまりにも、愚か。あまりにも、滑稽。

そんな自分達の状況に、ようやく気付いたのだ。

やっぱり、どこまでいっても、自分達で体験してみないと実感として分からないし、自分のバイアスに気付いて抜け出すには「何とか現状を変えなければ!」という強烈な欲求が自分の中に無ければ、どうにもならないし、逆にそれが本当にあればいつだって変われるし、現状を打破することは必ずできるんだという事が、あらためてわかった。

やっぱり、俺たちは、伸び代しかないのだ。