シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

とってもステーキな土曜日の午後


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今日は、久々にBBQをやった。場所は自宅の庭。メンバーは、もちろん俺一人だ。

いざ準備を始めて、火を起こそうとしたところ、着火材が無いことが発覚した。久々だし、思い付きでの実施だから仕方がないので、新聞紙と団扇で頑張った。幸いなことに、以前に使った消し炭がたくさんあったのでそこそこスムーズに火は起きた。

だけど、いざ始めてみると、一人分なんて大した量じゃない。それを、焼きつつ食べながら飲む。それのルーティンを繰り返す。やっぱり炭火で焼いた物は何でも美味く感じる。特に今日は、肉厚で巨大な生シイタケがたくさんあったので、とりあえず焼いて食べてみた。そしたら、これがホントに美味くて、今までキノコの事を「栄養も大して無いし脇役中の脇役」扱いしていた自分について大いに反省するきっかけになった。これは、マジで美味い。秋の味覚なんて呼ばれる理由が、ようやくこの歳になって理解できるようになった。

そんなこんなで、準備に時間がかかるし調理にも時間がかかる割りには、意外とすんなり終わってしまう一人BBQはあっさりと幕を閉じた。焼いた食材の種類も大した数もないなか、ハイライトはステーキだった。網で焼くステーキも豪快ながら、何しろ屋外でやっていたし、酔っていたし、ナイフとフォークを取りに行くのが面倒だったので、そのままかじりついてステーキを食べたのがとても良かった。「俺、肉、喰ってる」的な趣が非常に良かった。そして何しろ、歯で噛みきれる柔らかくて美味い肉だったのがとても良かった。

誰の事も気にせず、自分の食べたい物を、食べたい状態に調理して、焼き立ての物をその場で食べたいだけ食べる。そんな、自分勝手の極みとも言える究極の自己都合のみで形成されている一人BBQというレジャー。『生きている実感』を味わうにはとてもちょうど良い。

そして、孤独を磨くのにもちょうど良い。別に、友達がいないってわけじゃないのだ。多分、いるはずなのだ。数少ないだけで。