幾ら無いって言ったって間違いなくそれはある
今日まではプチ怠惰な生活を許しておこう。
そう決めたので、今日までの飲酒はOKという事にしていたのだ。大晦日から数えると4日間。とは言っても、浴びるように飲むという事もなく、以前に比べたら全然大したことのないような量を飲んで、軽く気持ちの良い状態になる程度で済んでいる。それ以上飲んでも、特に楽しい気持ちが増幅する事もなく、なんなら心拍数が上がったり息苦しい感じがしたりと、気持ちよさを損なうことばっかりだと言うことにようやく気がついたのだ。ここまでに随分と時間とお金を失った。何年か前の自分からすると、お酒を飲まないようになるとかお酒を飲むことに苦痛が先行するようになるなんて考えてもいなかったのだから人生は何が起きるかなんて本当にわからないものだ。
今日は、怠惰な生活最終日ということで、お酒を飲みながら録画したテレビを見ていたんだけど、夜の11時を過ぎたら「ああ、もう1日が終わってしまう。本を読む時間が失われて勿体ない…」と自ら思うようになっていた。これも、少し前の自分からすると考えられないような変化だ。以前だったら、そんなことは思わず、「見たい番組なんだから」という完全に思考停止したバカ極まりない理屈にすらなっていないモノを持ち出して、論理的に己に対して言い訳をかました気になってバカな己を正当化していたはずなんだから。
でも、今は違う。
間違えていたりバカだと思ったら、己にキッチリと「バカだ」と事実を突きつけては、しっかりと修正を出来る限り即時に行うのだ。
「時間が無いから」を、自己正当化するための言葉としては使わない。諦めたくせにそれを誤魔化すために使わない。約束を守れなかった言い訳に使わない。
これを、自分の中の決め事にして、やるべきことはやるべきだからやるのだ。
その結果、寝不足にならないように、今一度色々と考えてやってかないとなあ。