シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

西新宿の親父の口癖ではないけれど、やるなら今しか無い


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いても立ってもいられなくなる。そんな時がたまにやってくる。

今日がそのタイミングだった。

「どうしても読みたい本があるから今から買いに行く」突然そう言いだしたのだ。もちろんそんな事を言い出すのは会社のなかで俺しかいない。

「またわけのわからんことを言い始めた」当然の如くそう思われたに違いない。だけど、そこは俺の仲間だ。こう言い出したら本屋に行ってお目当ての本を買うまで治まらないだろうことを分かってくれているみたいだ。仲間に車を出してもらって本屋へ向かった。こんなワガママを聞いてくれるなんて、きっと、他にも用事があったに違いない。

近所ではかなり大きめでマニアックな本が売っている本屋に着いた。お目当ての本を探し始める。とは言っても、特定の題名の本とか特定の著者の本を探しているわけではない。俺が探しているのは、特定のジャンルの本だ。そのなかで、今の自分達の役に立ちそうなモノや、今の自分達に必要だと思える本を読みたいのだ。だけど、誰の何て言う本がそれに該当するのかはさっぱり分からない。でも、そういう本が必要だし、そういう本を読みたいのだ。

別にいきなり頭がおかしくなったわけではない。頭はずっと前からおかしいので今日に始まったことではない。
ただ、予感がしていたのだ。今の自分達の現状を打破するために必要な何かは、そのジャンルの中にあるんじゃないかっていう予感が。理由は分からない。ただ、そう思ったのだとしか言いようがない。
でも、もし強いて言うとしたら、そのジャンルについては、俺も仲間も全くノータッチでこれまで生きてきてしまったからと言うことかもしれない。

完全にエアポケットのように抜け落ちていた部分。でも、これまでそこは特に重要視してこなかった。なぜなら、知らないから。知らないから、その分野がそれほど重要だと考える機会が無かった。でも、それは必要なモノだったかもしれないのだ。なぜなら、それの知識を実践で使うことで停滞を抜け出たという話が幾つか聞こえてきたからだ。いや、正確には、以前から聞こえてきたきていたけど、耳を傾けていなかったのだ。

だけど、今の俺は、藁にもすがる思いでそれらに耳も体も傾けた。そうしたら、「これかもしれない」という予感がしたのだ。

今日手に入れた本をガシガシ読み進めているところだ。とりあえずのところは、これでいけそうな気分が漂ってはきている。でもまあ、実際に隅から隅まで読んでみて、現実に落として実践してみてからだろう。その時に、俺の予感が本当だったかどうかが分かるだろう。

その日が来るまで、やるしかない。突然、無茶なワガママを言い出しても快く聞き入れてくれる仲間のためにも。