歩いた先に何にも無かったとしても
今日は忘年会。
気心の知れた仲間と久々の飲み会だ。
こういった時期の節目だったり何かの口実というか理由があると集まりはよくなる。
そんな忘年会に向かうために、今日はジムから歩きで店まで向かった。時間は30分程度。
ジムでのトレーニング終わりに起伏のある道を30分間ウォーキングした為に、体温は上がる一方だ。全く汗が止まらない。
歩きながら思ったのは、
「ただの移動も、歩いてみるのと車で見るのとじゃあ、全然違うんだな」ということだ。
いつもは車で通るだけの道。
よく言われることだけど、そこに何があるのか普段きにしないことも、徒歩で通りがかるだけでいつもと全然違う。
こんなとこにこんな物があるのか、そもそも車じゃここは通れないな、この建物はこんなお店だったのか、ここに路地があるんだなetc。
恐らく、今日歩かなかったら一生通る事がなかっただけじゃなく、恐らく気づくことのなかった”誰か”の生活。
「だからどうした?」
そう言えば特に俺のことにはなんにも直接関係してこないのかもしれないけど。
たったこれだけの事で、普段と違う事をする意味はあったのかもしれない。