シオタの塩分過多な日常

シオタです。「しょっぱい自分が、塩分過多な毎日をどう過ごし、いかに楽しく生きていくか」がテーマです

目指すぜ最果ての地!その名は・・・

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挑戦をする事によって、新たな可能性が見えてくる。

 

そう思う事が今日あった。

 

今日は休日。午後に時間ができたので明るい内にジムに行ったのだ。

休日の昼間はイメージしていたよりも混んでいた。やりたい種目をどれでもできる程には空いていない。メニューの順番を工夫しながら背中のトレーニングを進める。

ただ、順番を工夫するにしてもできるだけ前半のうちにやりたい種目があったのだ。

今までに取り入れていなかった種目。

だけど、ジムの中ではやっている人をたまに見かける種目。

そして、そのトレーニングをしている人はその多くが体がしっかりできている人だ。

つまり、玄人好みの種目ともいえる。

その種目をどうしてもやってみたかったのだ。

ただ、その種目について調べてみると、どうやらトレーニングの強度が高いようだ。

という事は、裏を返せばかなり効くという事だ。

ここのところ数カ月間、背中のトレーニングは重点を置いてやってきた。

以前と比べて、背中の筋力が上がってきた実感がある。

そして、背中の筋肉が発達してきた事が自分で分かるようになってきた。

といことで、いよいよ満を持して(?)この種目にトライする事にしたのだ。

 

その種目は、“Tバーロウイング”だ。

レーニング好きな人は知っているだろうけど、名前の通り、ロウイング種目だ。

ロウイングつまり“引く”種目だ。分かりやすく言うと、ベントオーバーロウイングの亜種とでも言う感じか。とは言え、ベントオーバーロウイングとはまた別の刺激を背中に与える事ができる種目のようなのだ。なので、この種目をどうしてもやってみたかったのだ。

でも、背中への効きはもちろんだけど、腰へのダメージが懸念される種目だともいわれているので、腰に不安がある身としては、背中の日にこの種目を更にプラスして行うのはちょっと敬遠していたのだ。

だけど、これまで背中は時間をかけて強化してきたつもりだ。そして、ベントオーバーロウイングをやってしばらく経つが、それが原因で腰痛は起きていない。さらに、今日も明日も仕事が休みだ。ダメージを回復させる時間もある。

という事で、今日この種目をやってみた。

 

感想としては、

「かなり効いた。そして、腰への不安はそれほど感じなかった」

Tバーロウイングをやった事で得られる背中への効きは、他の種目ではなかなか得られない種類のものだった。もちろん、初めてやったからというのも多分に影響しているのかもしれないけど、この種目を取り入れる事で背中がさらに発達するんじゃないかなと期待が持てるような感覚があったのだ。

 

これは、俺にとって挑戦とも言える取り組みだった。

なぜなら、「腰にダメージがある」と言われている種目を新たに取り入れる事で、もしかしたら、トレーニングの継続自体に良くない影響を与える可能性があったからだ。だけど、結果は、今後の新たな可能性に繋がるような感覚が得られた。まさに、挑戦した事で次の可能性を手に入れたのだ。

 

そんな、いつもよりも得るモノが大きかった背中トレを終えて気を良くした俺は、この背中に新しい刺激が入った記念にと思って、家に帰ってから自分の背中の写真を撮影してみた。

普段は、自分の背中を鏡に映して、それを首を捻って斜めの角度から鏡を見てチェックするだけだったけど、今日は初めて写真を撮ってみたのだ。

一体、俺の背中はどういう風に見えるのだろうか?

もしかしたら、自分でも驚くべような隆起をして広がりも半端ないのでは?

そんな期待を持って、撮った写真を見てみたのだ。

 

そこに映っていたのは、

申し訳程度の凸凹と多少の広がりを備えた、

『ザ・初心者』とでも言えるような背中だ。

何枚か撮ったので、その全ての写真を食い入るように見つめたけど、

どこからどう見ても、『ザ・初心者』の冠は外れない。

 

写真は“真実を写す”モノだ。

俺の背中の客観的事実が証明されたのだ。

俺の中の自分の背中への幻想は脆くも崩れ去った。

 

今日と言う日は、

挑戦を行い新しい可能性を見出した記念すべき日だ。

背中のレベルを更に上げるための新しいトレーニングの可能性を手に入れた日。

そして、

自分の背中の現実レベルを思い知って、理想の背中への伸びシロが∞の可能性を秘めている事がわかった日。

 

現実はただここに存在する。

そんな現実を前に落ち込んでたって始まらない。

この現実を踏まえて何をどのようにしてどうするのか。

それだけが未来へ続く道を作っていく唯一の突破口なのだ。

 

逆に考えれば、このショボい背中でもこれだけの重量が引けるのだ。

もっと引けるようになったら一体どんな背中ができるのか?

もと凄い背中になったら一体どれだけの重量が引けるのか?

そんなとんでもない未来が、俺には見えるぜ。